人間は、言葉と言う便利な道具を持ち合わせている。

 お互いを理解しえる道具だ。


 だからこそ、話して欲しいのだ。

 色んな事を。

 些細な事を。


 昔から、人一倍大きかった。


 なぜそんな風に思うのか、不思議でならなかった。


 父親


 自分の父親は、多くを語らない。

 昔ながらの『父親』だ。

 最近、自分でも似ていると自覚する。


 自分の事を話すのが苦手なのだ。



 だから、求めるのだろう。



 言葉と言う便利な道具を。