湖の女たち 読了 ❗️ | わたしの日記

わたしの日記

日々、残したいなと思ったことを呟くよつに綴る

吉田修一さんの作品ということで購入。

 

買う前に何度か本屋で平積みされているのを見て手にとってたんだけど、タイトルと表紙からしてどろっとした感じなのは伝わってきて、うーん。と思って見逃してた作品。

先月ブックカフェ的なところに行く予定があり、いっこ前に読んだ『花束は毒』を読み終えそうなタイミングで、次の本買っとこ、じゃあいつか読もうと思ってた湖の女たち買っちゃえ!と思って買いました❗️

 

パッケージと表紙だけだったら正直買おうと思わなかったと思うけど、作者が吉田修一さんのだったのでずっと気になっちゃってたので読めてよかった。

ちなみに吉田修一さんが気になったきっかけは、『怒り』を読んだからです。大学生の時に読んだんだけど、当時そんなに読書する人間ではなかった私が上下巻ちゃんと読めたってくらい

 

 

**************************************

 

 

ということで、湖の女たち、最後まで読んだのですが、私的には

え、え、??

て感じでした

 

今すぐにでもネットのレビューとか考察を見たいくらい

 

色々種明かしをしてほしいいいい

 

佳代×圭介

 

市島民男×七三一部隊

 

池田×政治

 

介護施設×中学生男女×白衣

 

森本勲×市島民男

 

ヒントは多いんだろけど私にはまだ分からないことばっかり、、、、

 

 

佳代と圭介とこの事件が一つの作品としてできているのがより分からなくさせる~

二人の関係は、前に読んだ正欲と少し重なる気がしたかな。性欲は人と共感できるもの、知っていることがすべてではないって正欲読んで思い知らされたから、まだ心が引きずり込まれるようなことはなかったけど、また新しい世界をひとつ知った感覚。

映画化するらしく、そのCM(福士蒼汰らしき人が座っているやつ)を先に見たら???て感じだったけど、読むとあの光景てことか、て分かるとなんか言葉にできない感情になりました。映画化でどんな風に表現されるのかは気になる、、、

 

七三一部隊の存在を知らなかったので、どこまでがフィクションでどこまでがノンフィクションか分からなかったけど、調べてみたら人体実験が行われてたこと、被験者のことを丸太と呼んでいたことも本当にあったことでびっくりした…

ちゃんと調べたら歴史をガッツリ勉強し直したくなりそうなので、作品を読み進めたくてそんなに調べてないけど、今の日本じゃ考えられないし、知らない人もめちゃくちゃ多いと思う。

そこら辺の歴史が曖昧なので勉強し直します

 

あと、政治や誰かの保身のために警察の尋問で憔悴していまう人、冤罪で捕まってしまう人も知らないだけでたくさんいるんだろな、と感じました。権力て何のためにあるのかって何で汚れた権力者が身を守れる世界戦があるんだろうって最近の政治とかみてるとより思うよね…

 

 

モヤモヤが色んな意味で晴れないので、とりあえず考察を見てみたいと思います。

 




 考察?レビュー読んでみたけど、私みたいにスッキリしない人が多いようでまだ安心した😂


湖の底のようにモヤモヤが深くなるって作品てことで‼️


**************************************



今回も難しい言葉、曖昧で知ってた言葉多かった…

 

・川端

 

・俎板 まないた

 

・象った かたどった

 

・ウェーデング

 

・榛の木 はん

 

・湖岸

 

・葦原

 

・赤芽柳

 

・ヘビキャロ

 

・濃淡

 

・畦道

 

・破風造り

 

・貴賓室 きひんしつ

要人を接待するために設けられた部屋。

 

・湖畔

湖のほとり。湖水付近。

 

・迎賓館

世界各国から国王、大統領、首相などの賓客をお迎えする国の迎賓施設。

 

・性急

落ち着きがなく、気短なさま。せっかち。

 

・淑女

品位のある、しとやかな女性。

 

・煩雑

面倒なまでにこみいっていること。 煩雑な事務

 

・もぐさ

 

・義憤

道にはずれてたことに対して発するいかり。

 

・咆哮 ほうこう

けものなどが、ほえたけること。

 

・呵責 かしゃく

責め苦しめること。

 

・恫喝

おどして、恐れさせること。

 

・詰問

相手を責めながら、返事を迫って問いたてること。

 

・軍靴 ぐんか

 

・蹂躙 じゅうりん

ふみにじること。暴力的に侵すこと。

 

・唾棄 だき

つばを吐きかけたくなるほど、忌みきら軽蔑すること。