マラソンで世界一周をめざして頑張っている、間寛平ちゃんと、
人気絶好調の時、喉頭ガンが発覚して吉本引退を余儀なくされ
寛平と寝食を共にし、兄と慕っていた先輩との
数十年ぶりの、遠征先での再会。
ふとテレビをつけると、二人が24時間テレビに映し出されていた。
先輩は、喉頭ガンの為今は声を失っていて
補助器の助けをかりて、
のどからかすかな音が漏れている状態なのである。
再開した二人はひっしと抱き合い、言葉を掛け合う。
そんな二人の感動的な場面がしばらく映し出され
しばらくして、寛平ちゃんが、一言
『兄さん、何言うてるか聞こえへん
』
寛平ちゃんのこの一言で、どっと笑いがもれた。
いやあ、この一言は、信頼関係で結ばれている二人だから
否、それ以上の深いつながりの二人であるからこそ許される
言葉がけなんだろう。
共にガンを背負っての、数分間の思いはどんなだっただろうか?!
普通なら、言葉に詰まって、ただ抱き合い
ありきたりの言葉をかけあっただけだったかもしれない。
が、そこは根っからのお笑い人同士。
どんな時も笑いの神様が舞い降りてくるのだろう。
声を失った先輩への笑いを誘うような声がけでねぎらったのでR。
『いつも、どんな時も、明るく笑ってるのが最高や。』
二人して、そんな言葉を発していた。
全く、同感である。
笑いは、人の心を明るく豊かにする。すると、
必然と笑顔になる。
人は人の笑顔で、笑顔になる。
笑顔は、心のサプリメントだと思う。
うつむいてばかりはいられないな。
そんな思いを抱かせてもらったワンシーンだったのでR。
