何で走ってるんですか?の話
今日は仕事帰りにイルミネーションランをしてみました。
(イルミネーションです、多分。これ、動いてしゃべるんですよ。子供が泣いとりました)
ちゃんとしたのも一応。
ひろしまドリミネーションという、街の中心部の平和大通りが「おとぎの国」をテーマにしたイルミネーションで彩られるイベントです。
これ、1km続くんですよね。長いんですよ。
一般の人は車窓から見るのが最も効率良いので、休日の夜は徐行する車のおかげで渋滞します。
そんな感じでイルミネーション見ながらゆっくり走ってたのですが、お腹が空いたアチャミさんはマックに吸い込まれていき、、、
消費カロリー以上にカロリー摂取しましたという残念な報告です。ストローが紙になってました。
さて今日は、何で走ってるんですか?の話です。
非ランナーさんから不思議がられること、多くないですか?
不思議がってくれればまだ良いのですが「すごいですねぇ、頑張ってますねぇ」などと言われると、何と返すのが正解なのか分からなくなります。
私が走ったところで、世界が平和になるわけでもなければ、誰かが喜ぶわけでもなく。
好きだから走ってる、それだけなんですけどね。
大半の人は、走ることは苦しい、罰として走らされた経験があるなど「困難なこと」という認識があるので、困難なことに立ち向かう人=すごい人、と思ってもらえるのでしょうか。
ちなみに、私の職場にはフルマラソンを走る人が私を含めて3人いるのですが、3人ともちょっと変わっています。なので、マラソン走る人=変人のイメージが強いです笑
話がそれましたが、確かに私は走るの好きです。
ただ、周りのランナーさんなどと比べると、好きのレベルは低いかもしれません。
趣味なんだから、無理してまで走ることではないと思っています。それなのにサブ3.5したいとか目標を掲げるもんだから、色々噛み合わないのかなと。
だんだんと走るのが義務のようになり、休むと次に走ったときには走力落ちてるんじゃないかと不安になり、めっちゃ順調な人を見ると焦ったり羨ましがったり。疲れるんですよ。趣味なのに。
じゃあファンランにすれば良いじゃんという話なのですが、それだと物足りないのです。
そもそも、走ること自体が心の底から好きなわけではないので、ファンランっていう概念がないのかもしれません。
ニンゲンは、苦痛から解放された時に喜びを感じる生き物なんだそうです。
確かに。定期試験が終わった、論文書き終えた、大きい仕事が終わった、大事なプレゼン終わった、などなど困難なことから解放された時、すごいテンション上がりますよね。
さらに、試験で良い点とれた、試験に合格した、プレゼンの評判が良かったなど結果がついてくれば、なおのこと。
あれ、何かに似てませんか?
そうです、マラソンはこの快楽と似てるんですよね。
走るだけでも困難なのに、自分で目標タイムを設定してさらに困難な状況を作り出し、それが達成された時の快楽を求めているのかもしれません。
ニンゲン以外には理解されない感覚でしょうね。
そんな快楽求めるライオンさん、キリンさん、パンダさんなどいませんよね。
ややこしい生き物に生まれたもんです。
私は前世は多分、昆虫か何かだと思います。
哺乳類初めて、ニンゲン初めてだから、理解するまでに時間かかって上手に生きれていないし、上手に走れてもいないのです。