深夜の高速を飛ばし、病院へ到着し病棟へ急ぐと、父はICUに移動していました。
ICU病棟まで案内してもらう最中、看護師さんから話しを聞いて愕然•••😨
ICUで、挿管されて呼吸器を使用しているというのです
父は、元気な頃から延命治療は一切拒否をしていました。
その考えから、幹細胞移植もしないと早々に決めていたし、人工呼吸器はもちろん、心臓マッサージも望まないと言っており、主治医や看護師さんにも伝えてあり、家族も本人の意志を尊重し、同意していました。
今回の入院中にも、主治医から再確認されており、きちんと気持ちも伝え、看護師長も記録をとっていました。。。
どうして、呼吸器に!?と愕然としながらも、その日の様子を聞きました。
夕飯を食べた後、気持ち悪いと言い出し2〜3回嘔吐。
数日前からまた痰が酷くなっていたので吸引もした。
念の為と、サチュレーションモニターを付けると、90を切っていて、心拍も高め。
→酸素マスクをつけた。
0時を回った頃から心拍が急に落ち始め、急いで病室に行くと、どんどん心拍が落ち、あっという間に心臓が止まってしまったそうです。
その看護師さんが、焦って心臓マッサージをしながら当直のドクターを呼ぶ。
(何故、心臓マッサージしたの)
ドクターが来て、心臓を動かす薬を入れる。
(これも、何で確認ちゃんとしないで使ったの!?)
→心拍再開(止まっていた時間は2分くらいらしい。)
が、呼吸が戻らなかったので挿管してICUで呼吸器管理に。。。
ICUに入る前に、当直医から現状の話しがありました。
その時には、主治医も呼び出されたようで同席しました。
何故延命治療は望まないと言っていたのに、呼吸器につないだのか聞きました。
当直医師『(主治医を見ながら)そうだったんですか?!』
主治医『そうなんです💦
日曜の深夜ということもあって、連携がうまく取れていなかったのもあって、看護師も焦って心臓マッサージしたのかな。。。』
私『でも、本人も呼吸器だけは嫌がってたので、最期に嫌なことをしちゃうだなんて😭
繋がないでほしかったです。』
主治医『そうですよね。ただ、今の日本の法律だと、一度つないだ呼吸器を外すのは殺人罪になってしまうので···』
私(心の中で)そんなの知ってるわ!!
『それは、わかるんですが。。。
でも、延命希望しないってカルテにも書いてありますよね?』
主治医『お嬢さんが遠いのもわかっていたので、ご家族に看取って頂きたいのもありますしね。。。』
私『・・・・・』
(心の中で)あんたはその時、その場にいなかったでしょうが!!
それ、言われたら何も言えない。。。
そして、父に会うためにやっとICUに入りました。
が、そこで衝撃的な姿を目にすることになるのでした
その時のことを思い出すだけでも、父が亡くなって1ヶ月が経ちましたが、未だに涙が出ます。
長くなったので、次回に続く。
次回が最後かな。。。