Aliis si licet, tibi non licet. | In a bird cage

In a bird cage

これは空想の話、そして現実の話。

子供の頃から視界にはいつも影が映り込む。
見上げる頭上には放射状に金色の柵が広がっていて、
私をすっぽり逃がさないように覆っていた。
足にもいつの間にか鉄枷が嵌められ、
今も自由と熱を奪い去り、私を孤独の中に閉じ込める。

私の言葉に意味はなくて
演技のない私の姿さえも
あなたの目には映らない
それでも敬愛しなくては
きっと嘘は壊れてしまう

私の時間に意味はなくて
嘘ばかりの私に飲まれて
本当の私は波間に消えた
それでも隠蔽しなくては
きっと夢は覚めてしまう

私の未来に意味はなくて
誰かの描いた青写真だけ
盗み見ながらなぞるだけ
それでも絶望しなければ
きっと嘘はムゲンを描く

私の過去に意味はなくて
無数に散らばる小道具は
削りに削った心のカケラ
それでも盲信できたなら
きっと夢は…叶うのかな