Short message or Long message | In a bird cage

In a bird cage

これは空想の話、そして現実の話。

子供の頃から視界にはいつも影が映り込む。
見上げる頭上には放射状に金色の柵が広がっていて、
私をすっぽり逃がさないように覆っていた。
足にもいつの間にか鉄枷が嵌められ、
今も自由と熱を奪い去り、私を孤独の中に閉じ込める。

言葉とは難しいもので…
たとえどれだけ正しいことを
光さえ漏れない布のように
緻密に説明できたとしても
長すぎては疲れてしまって
読む気も起きなくなるだろう

言葉とは難しいもので…
たとえどれだけ正しいことを
自分の言葉で伝えようとも
共有される知識がなくては
憶測ばかりがすれ違い
読み手に意味は伝わらない

説明とは難しいもので…
自分一人の言葉を並べるよりも
感情を煽る言葉を置いて
誰かの言葉を誘導した方が
それらしく聞こえたりするものだ
それが当人ならば なお都合がいい

たとえ自分を貶めたとしても
分かり合えぬよりよほど良い
誰かと誰かの縦糸と横糸を
誤解と言う名の掛け違う
そんな悲劇よりはよほど良い



そんなに簡単に途切れる縁なら途切れてしまえとも思うけどね。
ただ、誤解をそのままほうっておくのってもったいないと思うだけ。
ただのくだらないおせっかいで皮肉屋演じるくらいしかできないのは不器用なんだろうな。