今日は次男の中学の卒業式🌸
中学１年の冬休み明けから
全くクラスに行けなくなって
２年の時も
３年になってからも
クラスには一度も行かなかった
部活にも一切顔を出さなかった
理由は
みんなに合わす顔がないから…
合わすも何もないのに
なんてわたしは思ってたけど
彼のなかでは
なにか思うところがあったんやろなぁ
中学に入学した頃は
部活もクラス委員もなんでもがんばるタイプで
ちがう自分を見せたくなかったのかなぁ
とにかく
頑なにクラスには行こうとはしなかった
それでも
卒業式に出るにはそんなわけにもいかず
わたしは
卒業式が近づくにつれ
どうするんかなぁ
って思ってて
って思ってて本人も
卒業式出るのどうしようかな
って悩んでる感じだった
全校練習に誘われるも
当日になってやっぱり行けなくて
とうとう
前日の夕方に練習して
出られるかどうか決めることになった
本人のなかでも
できれば出たい！という氣持ちがあったと思う
だから
前日に急いで散髪にも行ったし
前日の昨日の夜に出した答えは
明日の卒業式は出る‼️ということだった
クラスにも入ったことがないけれど
緊張しつつもなんとか登校することができて
わたしは
準備して卒業式へと向かった
入場する次男を見てると
この３年間のことが思い出され…
いや、３年間じゃなくて
長男が学校に行けなくなって
家で暴れたりしていたころの
我が家がもうめちゃくちゃな状態で
部屋の隅にいる次男の小さな身体を思い出した
あれから
次男は幸せだったんやろか…
彼は辛くなかったんやろか…
わたしは
彼を守れてきたのかな…
わたしは
次男にとって
ちゃんと母親やってたんやろか…
なんてことを考えはじめ
涙がポロポロと出てきてしまった
学校に行けた方がいい
そりゃあ、そうだね
せやけど
せやけど
あなたが
しあわせだったのか
目の前のあなたの
その笑顔が
本当の心からの笑顔なのか
母ちゃんには
それが大切で
卒業式が終わって
花道を歩いていって
もといた部活の仲間と手をとりあって
話して笑って写真を撮る姿を見ることができて
少しホッとして
そのみんなのなかにいる
あなたの姿をしばらく眺めてた
そして
担任の先生と
がっつり握手をして
卒業式に出れてよかったです
とわたしが伝えたときに
なぜか
涙がこみあげてきて
先生も涙ぐみ
お互いに
よかった
本当によかったです
とお互いの栄誉を称えた
最後の最後まで
次男のことを信じて
見守ってくれてきた先生に感謝しかなかった💐
晩ご飯のとき
次男に中学生活は幸せだったか？
聞いてみた
率直な感想は
わからない。だった
では、不幸だったか？
聞いてみた
不幸じゃなかった
と、即答した
幸せかどうかはわからんけど
不幸じゃなかった
らしい…
だれかをきらいになったわけでもなく
なにかがあったわけでもなく
わけのわからないまま
からだが苦しくて
こころが苦しくて
闇のなかをさまよい歩いたようだったけれど
それでも
必ず
ひかりはみえてきて
そちらへと
ゆっくりでも歩きはじめ
前を向くことができるようになる
時期を経て
自分の力で
ちゃんと歩けるようになる
それをみせてくれた次男だった
学校に行けないことは
不幸ではありません
学校に行けないことは
人生の終わりではありません
学校に行けないことは
だれかが悪いことではありません
学校に行けないことは
特別なことではありません
学校に行けなくても
笑って生きていくことはできます
ひかりをみてほしい
ラブリー🌈
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