マレを散歩、夜はLe Dôme Montparnasse (オイスターレストラン)でディナー♡ | のんトラベル by Officeひるねこ

のんトラベル by Officeひるねこ

『恋する旅女、世界をゆくーー29歳会社を辞めて旅にでた』、『泣きたくなる旅の日は世界が美しい』(幻冬舎)の著者・小林希による自分らしさを貫く”人生・恋愛・仕事の描き方”をお伝えします!

パリで買い物がしたいというと、だいたいこんな感じに分かれる。

高級ブランドなら、オペラ界隈のギャラリーラファイエットやプランタンなどのデパートか、シャンゼリゼ大通り、モンテーニュ大通り、セーヌ川をはさんで対岸(左岸とよばれる)にあるサン・ジェルマン・デ・プレ界隈(ボン・マルシェなど)だ。

もっとカジュアルに、でもフランスらしくセンスのあるセレクトショップで買い物したかったり、素敵な古着を物色したいならマレ地区~バスティーユ界隈。
好きなコースは、Hotel de ville というメトロの駅をでてからリヴォリ通りを歩きながらマレ地区に向かう。マレのヴォージュ広場までいって、一息ついて、そこから来た方角に引きかえす。今度はリヴォリ通りではなくて、セレクトショップが立ち並ぶフラン・ブルジョワ通りを歩きながらポンピドゥ近代美術館へ到着。なかなかおすすめの散歩コースなのだ。

生活用品が買いたいなら、それもHotel de ville にあるB.H.V(ベー・アッシュ・ヴェー)が大型デパートでだいたいなんでもそろっている。もちろん、モノプリやカルフールなどのスーパーマーケットに行くと美味しくて安く、パッケージも可愛いチョコレートやジャム、調味料なども買える。お土産にもいいかもしれない。

滞在中の食品などは、朝市があるマルシェやお気に入りの商店街で野菜や肉、チーズを買ったり、たまにチャイナタウンに行ったりしている。


あと最近は、可愛い雑貨屋さんが多そうなモンマルトル界隈が気になるので、ちょっとじっくり行って回ってこようと思っている。

で、ともえ氏とはカジュアルコースを歩くことにした。

メトロのHotel de ville 駅をでて、リヴォリ通りをてくてくと。






途中で古着屋さんに入り、可愛い洋服やバッグを物色。
さっそく、赤い革バッグを買っていた。たったの10ユーロ! 
(写真は、いつかでてくるはず。。)


で、ヴォージュ広場に到着~
ここは気がよくて、本当に気分がすっきりできる素敵な場所。
夏になると、ここでフランス人は日光浴をしながら、バケットとチーズ、生ハムなどを持ってピクニックをしている。







「癒されるね~」





「ねー見て、私と同じ白コートだよ」

私の白コートはダウンコートやブーツなどとあわせて、ともえが日本から運んできてくれた。(でも、もはやこの白いコートは寒すぎて着れない。。)





このマダム! 素敵でした、マスカラがブルーなんです。
私もこんな素敵でファンキーなマダムになりたい!




ヴォージュ広場を囲う建物はアーケードになっていて、カフェやギャラリー、セレクトショップなどが入っている。







それからフラン・ブルジョワ通りを歩き、お店をのぞき、ちょっとカフェに入って休憩。



暖をとる。
フランスには、エアコンの「暖房」をピッとつけるというものがない。
このじわ~~~と暖まるショファージュが部屋にいくつも置いてあって、、中でお湯が流れるので温かいらしい。もちろん、電気タイプのものもあるけれど。





それからポンピドゥー近代美術館へ。
中には入らず外側だけ見学だったけれど、相変わらず面白い建築物。
これができた当時、「パリの美観を損ねた」という市民の声もあったようだけど、それはエッフェルタワーも同じだったようだ。
これをゴミ工場だという人もいれば、アートだという人もいる。

芸術の都パリは刺激が多くて楽しい。




たまたま、モロッコの彫刻家がサッカーの元フランス代表ジダン選手が頭突きして退場したときの彫刻がどーーーんと置かれていた。タイトルも「頭突き」だった!



「おもしろいね~」と、薄着でもルンルンなともえ氏。
けっこう歩いているけれど、パリは街並みが美しいので、ずっとずっと歩いていても疲れない。
またメトロの一駅間が歩いて行けちゃう距離なので、ついもう一駅歩いちゃおうとなる。結果、一日で3キロとか4キロとか歩いていたりする。




ポンピドゥーの前は広場なのだけど、ちょっとだけ傾斜がある。
傾斜のあるところに、人は座り込む性質があると聞いたことがある。だからか、いまは初冬だけど、それでも人が座り込んでいる。夏になると、もっともっとみんなが傾斜にあわせて座ったり、寝転んでいたりする。





夜ごはんは、昔の芸術家(画家や作家など)が集まったというモンパルナスへ。
お店はオイスターがいっぱい食べられるLe Dôme Montparnasse(ル・ドーム・モンパルナス)。




このカフェ席は予約なしでも入れるけど、奥のレストランの席は予約をしないといつも満席らしい。メニューも違うとか。いつか行ってみたい!(同じ建物の中にあって。手前がカフェ、奥がレストランという仕組み)





ワインとオイスター。
贅沢なディナーで、幸せいっぱいだ♡
パリはちょっと頑張ってお金をだすと(たとえばサンドウィッチでも2ユーロでも高いと)、味がかなり良くなる気がする。サービスもよかったり。
そうでなければ、自炊できるようにしたほうが、よっぽと美味しくて安くてすむ。

というわけで、どーんと、カニも頼みました。くふ♡




そして、どーーーーんと、デザートも♡
せっかくなので、フランスのスイーツを、ね。
タルトシトロン(レモンタルト)とミルフイユ(ミルフィーユ)。







美味しかったー!

オイスターやムール貝をもっといっぱい、安く、新鮮に食べたいなら、サンマロという街に行くべし、だと。モンサンミッシェルへ行く途中のレンヌという街から電車かバスでいけるらしい。パリから4時間くらいだろうか。遠いので、モンサンミッシェルとサンマロを一泊二日とかがおすすめコースらしい。