どうもこんにちは。かき氷にはレモン味。ヲタ株です。

 

さて、eスポーツと呼ばれるいわゆる”プロゲーマー”と言われる方は(自称も含め)現在1万人近くいると言われているそうです。

youtubeでプレイ動画を公開する”準プロゲーマー”とでも言えるような方を含めればもっと多いでしょう。

 

バスケ、サッカー、クリケット、テニスは1億人以上の競技人口。

次点でゴルフで、7000万人ほど。

eスポーツもゴルフと同じくらいの競技人口と言われているそうです。

購入者数=競技者数とするなら、一般認知度の高いもので言うとコールオブデューティ4単体でで1500万人です(もちろん現在の競技人口は大幅に減っています)。

 

そうです、ゲームタイトル別にみると、そうでもないんですね。

世界最大の格闘ゲームの祭典であるEVOLUTIONでも、ぶっちゃけ人気のないゲームは結構な小部屋(教室くらい)で催されています。

 

そして日本でeスポーツが発展しない理由は何か?

”金にならない”それに尽きると思います。

 

せめてゲームジャンルごとに3タイトルほどに集約し(洋ゲー和ゲーなど競技人口よりバランス考慮)、EVOLUTIONなど1年に1回の祭典を大々的にキャンペーン、FPS、ストラテジー、RTA(リアルタイムアタック、マリオなど一般受けする古いものも入れる)など”ゲーマーの祭典”という”お祭り感”を出す。

”お祭り感”は大事で、超会議の規模が大きくなっていき、国政まで絡むほどの影響力を持つに至ったのはお祭り感、非現実感があったからと言えるでしょう。

そこまでいけば大会自体にスポンサーが付き、他の大会の注目も上がり、賞金も上がり、人気も上がってゆくでしょう。

 

 タイトルの選別にあたって、考慮すべきものの一つに”普遍性”と言えるものがあると思います。ゲームをしない人がゲームの大会を見ない理由は、好きとか嫌いというよりも”分からない”からという理由が大きいでしょう。嫌いな人は初めから収益貢献は見込めないので”分からないから見ない”という層を取り込むことが重要だと考えます。

ちなみにリア充層は人気が出て”お祭り感”がでればかってに楽しがるので考慮しません。

お祭り感を出すために取り込むべき”競技を楽しむ”層、いわばミドルユーザー層(競技人口に含まれる層)の獲得を目指します。

 

 ゲームが”分からない”理由、普遍性を持つ、とは。

例えばストリートファイター4(以下SF4)が出た後にストリートファイター5(以下SF5)が出たとします。

当然ですが、メーカーは新しいタイトルを売るためにSF4とSF5に明確な違いを作ります。グラフィック、キャラクター、システムなど。

SF4をプレイしていた層は、お金を出した上に一からルールを覚え直しとなります(ここでのルールとは基本ルールではなく、どうなったらまずい、どうなったらいい、というようなプレイする上での”決まり事”)。

そこで多くの人が脱落するのです。

SF4で楽しみ方を知ってしまった人は、ルールを知らない状態でSF5を見ても最大限に楽しめないことを理解しています。そのため積極的に時間を割こうとはしないでしょう。

 

 ここで表題の”BATTLE FIELD の収益システム”に話が向かうのです。

BATTLE FIELD (以下BF) はまずゲーム自体にお金を出して購入します。

その後のマルチプレイとシングルプレイ共に無料で出来るのですが、有料コンテンツとして、無課金ユーザーに対して効率的にレベルを上げることの出来るブーストと、ルールを思い思いに替えることのできる個人サーバーの貸し出しを行っています(別にメーカーのサーバーもある)。

 

先でeスポーツが金にならないと言ったのは何もスポンサー側だけではなく、メーカー側にも利益のズレが生じ、利益の効率が悪いのです。

 

 メーカーは現在の売上体系では”パッケージを売ること”が最大の利益となっています(eスポーツに使われるようなコンシューマ向けの競技性の高いゲームに限る)。

カプコンなど、eスポーツの普及に力を入れていますが、新作を出すたびに人口が減るという効率の悪い利益の出し方だと思います。

 

 そこでBFのようにパッケージを売ること以外に収益の基盤を作れれば、安易に新作を出すことなく長続きさせられ、プレイヤー人口の衰退も招きづらいのではないでしょうか。

もちろん前提として素晴らしいゲームであるという必要があるので、難しいとは思います。

収益を上げるイメージとしてはスマホの無料ゲームに近いイメージですね。そのゲームを好きな人が「好き」の大きさに比例してお金を使うと。

ガンダムゲーのバトルオペレーションが近いですが、もっと課金がプレイヤーの成績に影響しない形での課金が現実的でしょう。

 

 そういえばふと思ったのですが、カプコンカップという格闘ゲーム大会があるんですが、カプコンはパッケージを売るために格闘ゲームを流行らせようとしているのかと考えていたんですが、もしかすると大会のスポンサーを集めてそこから利益を得ようとしているのかも知れないですね。

ゲームメーカーというより大会運営会社として世界中で儲けようとしているのかも…?

 

最近はKickStarterなどの大金の投資を個人が集まってするシステムが流行ってる気がするので、

もう賞金を直接出すくらいのが良いかもしれません。

見返りは名前がクレジットに乗るとかでしょうか。クソ長いクレジットはお祭り番組の締めとして必要でしょう(´◉◞౪◟◉)。

 

5G時代、クラウド化し、定額制2000円くらいでゲームやり放題、追加コンテンツ等は有料、ゲーム機は無くなり(真のクラウド化が進めば殆ど処理は必要ないと考えます)、小売りも壊滅、とここ10年で激変すると思います。どうなることやら…。

 

あと、EVOLUTION2017のSF5部門でときどさんが優勝しました。おめでとうございます。

実はそれよりも準優勝の方に驚きました。2017年最強と呼ばれていた方で、Punkという名前のアメリカ人選手。なんと…パッド勢なんですね…。こっそりパッド最強説を考えている私は感動してしまいました…。EVOの決勝でパッドでポチポチしてる人を見れるなんて…。

今パッド勢が大幅に増えるでしょうね。

 

さて長くなりましたが以上です。

ご愛読ありがとうございましたん!