年末に書いておこうと思っていたのにあっと言う間に年が開けてしまいました。皆様明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。

そんな訳で少し遡っての琵琶湖最終戦なんですが、12月29日当日は奇跡的な天気で、前日までの冷え込みは何処へやら、気温がなんと12度まで上がるというミラクル釣行日でした。暖かくなると聞けば、お、これは巻いてデカいのくるんちゃうん!とついつい考えてしまう能天気さんなんですが、しかし、今は冬ど真ん中でそんな簡単な訳がない!と、どろんさんに諭されてようやく気づきました(笑)
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そんな訳で、諭されたにも関わらずバイブレーションから投げる私。しかし全く釣れる気がしない。

その時!背後でまさかのボイルしたような音が!あわてて振り向くと、それはTAKEさんの投げたハドルストンの音でした。デ、デカい…遠めで見ると小バスが釣れたように見えます。

バイブレーションを浅いめのラインでひとしきり流してみるも全くのノー感じ。魚探にもベイトが浮き浮き反応ナッシングです。これは無理矢理系やなと、前回釣行で少し何かを掴みかけているメタルバイブにチェンジ。
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これまた意外なほどにあっさり釣れました。サイズはイマイチですが、この魚が釣れた事でメタルバイブへの信頼度がアップ。アクションのコツが少しわかりました。

カネカからアクティバへと流して行くもののノー感じ。今回はエレキ船なので機動力にも限界があります。なので、朝イチに反応があったエリアをしつこく流すプランに変更。アクティバを捨て、ビワコマリンからカネカラインに戻ってくると結構な船団が…。渋滞の中4メーターラインをメタルバイブをしゃくりまくっていると…結構な重みがリフト時に乗ってきました。これはデカいと思った瞬間、冬は掛かりが浅いので慎重にという事が頭からすっぽり抜けてわちゃわちゃしてしまいました…。それでもなんとか水面まで浮かせてくると、やはり口がデカい…完全に50絡みの魚です。そしてネットを差し出し、よっしゃとったど!と思ったその瞬間に魚がジャンプ!すくったと思った魚はネットのフレームに当たって水中へ…。

皆さんよく覚えておいてください、これが秘技アリウープバラしです。

うわーーーーーん・゜・(ノД`)・゜・。

冬の琵琶湖に響き渡る四十路前のオッさんの絶叫。デカかったですね、ちゃんと見てましたよ、他は全く釣れてないですよ、などと知らないボートの人から慰められました。後で聞きましたが、どろん艇は私の声があまりにデカいので近寄るのをやめたそうです。なんの羞恥プレイですやろか…。

その後も同じラインをしつこく流すがノーバイト。夕方終了間際になって少し浅いラインでビーフリダイブで一本キャッチして終了。
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かなり気温が上がり、午後にはアウターを脱ぎたくなるくらいの暖かさでした。午後からは水温も8度台まで上がり期待したんですが、バイトは本当に遠かったです。やはり冬だなぁと感じたのと、こういう時期はリアクションの釣りがやはり強しです。メタルバイブのキモはベイトの状態によってアクションを変える事にあるかと思うんですが、ベイトが浮いているとシャッドや通常のバイブの方がてっとり早いような気がしなくもないです。ただ今回のエリアのようにボトムべったりの時はかなり強いルアーだと思います。

そんな訳で天候と裏腹になかなか厳しい釣り納めでしたし、なおかつエレキ船の機動力の限界を感じた一日でもありました。しかしまた凝りずに挑戦するんでしょうね(笑)

どろんさん、TAKEさん、ばんばんさん、今回はお疲れ様でした!