田辺和佳子さんのこと

8月12日（土）は、神保町のネオ書房＠ワンダーで古谷敏さんが主催するイベントを、エースチャンネルがお手伝いします。

ゲストは元東宝女優の田辺和佳子さん。

神戸生まれの田辺さんが、女優になった理由の一つが、お父様が、あの森繁久彌さんと親しかったこと。

上京して東宝芸能学校に通っていた時は、森繁さんの家に居候していたというから驚きです。

この東宝芸能学校で同期の仲間で出会ったのが、古谷敏さんでした。

そして、同じく同期には、のちに『ウルトラマン』でイデ隊員になる二瓶正也さんもいました。

「二瓶と古谷くんと私は、芸能学校時代から一緒にタイツ姿でバレエを踊った仲ですよ」

そう田辺さんは笑って振り返ります。

田辺さんの役柄で印象的な役柄の一つが、『フランケンシュタインの怪獣　サンダ対ガイラ』で、ガイラに襲われる羽田空港職員の女性です。

巨大な手がビルを突き破ってきて掴まれて、そのまま口に運ばれて食べられてしまうショッキングな役柄です。

巨大なクレーンに付けられた腕で高く持ち上げられる大変な撮影だったそうです。

食べ終わったあと、ガイラはペッと服を吐き出します。

「お前なんか痩せすぎで、うまくないから吐き出されたんだろう」

「奥歯に骨が挟まったんじゃないのか」

とスタッフにからかわれたそうです。

下の写真は田辺さんのアルバムから。

佐原健二さんと共演で、『モスラ対ゴジラ』とメモがあります。

佐原さんが演じる虎畑次郎の宿泊するホテルで、酒の相手をする妖艶な女性が田辺さんでした。

そして今回のイベントでは『ウルトラＱ』の「2020年の挑戦」を上映します。

古谷さんの役柄がケムール人なのは言うまでもありません。

ウルトラマンで有名な古谷さんが初めて演じた宇宙人で、初めてのスーツアクターのお仕事でした。

田辺さん役柄は何か？

とてもインパクトのある役柄でした。

8月12日は生コメンタリーつきで「2020年の挑戦」を上映します。

また全員プレゼントもアッと驚く品です。

7月のイベントでは『ウルトラセブン』ピット星人の高橋礼子さんの特製カードを作りましたが、今回も同じくらいレアなアイテムをご用意します。

古谷さんと田辺さんの親友トーク。

今回しか聞けない秘話がいっぱいです。

どうぞお楽しみに！

（i以下追記）

イベント詳細はこちら

イベント予約フォームはこちら