今日は、筋トレのさらに突っ込んだ話です。
1 筋トレに効くなわとび3分間の辛さ
筋トレでなわとびを3分間するとなると、とても大変です。
回数ではなく、3分間に何回飛べるかと数えてみてください。
なわとびと言っても、色々な種類があります。
ボクサーなどが使うような縄は重量があり、300g以上になるため、
回しているだけでも負荷がかかります。
ゆっくりになってしまうと、筋トレよりも有酸素運動として
脂肪燃焼に効果的になります。
同じ3分でもきちんとみっちり飛ぶと、かなり辛く、長く感じます。
3分間のうちに無酸素状態になるため<持久力や足腰を鍛えることができます。
ボクサーやアスリートでもなわとびをしている人が多くいます。
ぜひ、3分間飛び続けてみてください。
足だけでなく腕の筋肉も使うため、全身の筋トレに効果的です。
2.筋トレの強度
筋トレの強度というのは目的によって変わってきます。
ダイエットをしたいのか、筋力を最大限にアップしたいのか、
筋肉を増やしたいのか、それとも持久力をあげたいのか
筋力をあげたいと思えば、5回までで限界になる強度、
筋肉を増やすためには、10回前後までに限界を感じる強度など
強度を上げていくと良いでしょう。
とはいっても、強度は人それぞれ違います。
1回で限界を感じるまでするのと
10回で限界を感じるまでするのとでも違いはありますが
人によってもともとの強度が違いますので、平均セット回数だと思ってください。
また、重量を多くして回数を減らすか、重量を少なくして回数を
増やすかによっても変わってきます。
重量が軽いのを数回していくということは、それだけ負荷が
かからないので、効果的とはいえません。
それなら、自分が無理しないくらいの重量で、回数を増やして
いくことが強度を上げることになるのです。
3 .筋トレのセット回数
筋トレのセット回数は、それぞれに合った回数になります。
1セットめが10回できたとしても、2セット、3セットとなっていくと
回数は減っていくはずです。
筋肉が疲れている証拠なので、セット回数を重ねていくうちに
できる回数が減ってきて当然です。
ただ、セット回数が多いとしても、重量が合っていなかったり、
効果的ではない筋トレになってしまっている場合があります。
筋トレ経験者ならわかりますが、本気でやっているときには、
10セットなんて絶対にできません。
となれば、やはり筋トレのセット回数は3回くらいまでが理想です。
その3セットの中で、自分の限界まで頑張っていきましょう。
そして、もうひとつ。
1セット内で、それぞれの筋トレ内容によって自分の目標回数を
決めてみてください。
例えば、1セット目でできた回数やそれより少し多い回数を、
3セット目までできるようになったら、ステップアップをしてください。
その時に、今日は調子が良いから1セット目は目標以上とせず、
1セット~3セット目までを目標回数達成していきましょう。
4 .筋トレの頻度
毎日すれば筋トレは効果的と思っている人もいるかもしれませんが、
筋トレというのは効率よく休むことによって、より効果的になるものなのです。
特に初心者やハードに筋トレをした場合は、疲れがとれにくいですので
週2~3回程度の筋トレが良いでしょう。
もちろん、自分の体が疲れがとれていないと感じる時には、無理をせず
もう1日休むことも大切です。
また、体調が悪い時もムリすると体にはよくありません。
休める時は休んで、健康な状態のときに続けていくようにしてください。
6 .筋トレのインターバル
筋トレをしているときに大切なのが、インターバルです。
セットとセットの間に休憩を摂りすぎてしまうと、成長ホルモンの分泌が
減少してしまい、筋肉つくりの効果を減少させてしまいます。
基本的にはインターバルは1~3分以内で、1分が一番良いと言われています。
成長ホルモンの分泌は1分を過ぎると減少していき、筋肉も回復しすぎて
しまう場合もあるため、次のセットで思うような効果がでないことがあります。
また、ハードにしたいのなら、30秒のインターバルというのもありますが、
自分の呼吸がおさまっていないうちに次というのは、体が故障したりも
するので、オススメできません。
まずは、無理をせずに3分以内で自分のペースをつかんでいきましょう。
7 筋トレ後のクールダウン
体育の授業で子供の時に、運動をした後に整理体操などの
軽いストレッチをした経験があると思います。
筋トレの後にも同じように通常にもどしていくことを
クールダウンと言います。
軽く体を動かし、筋トレ前にウォームアップをしますが、
クールダウンも同じように軽く運動をしていきます。
筋トレをした後に、急にやめるというのは体にも負担がかかります。
筋肉や肺や心臓などに負担がかかるだけでなく
今まで血流をよくしていたのが、一気に止まってしまうことでも
体には良くありません。
また、運動をすることによって、疲労物質「乳酸」が体内に
蓄積していくのですが、急に運動をやめてしまうと
乳酸が外に排出されなくなってしまいます。
クールダウンは体にも必要なので、必ずするようにしましょう。