石碑のうた - 初音ミク Wiki - アットウィキ
「君に一つ、伝えたいことがあるよ。
僕もそんなに覚えてはいないけれどね」
「誰も見向きもしないけど、
大切なものだった気がするんだよ」
「昔読んだ本に書いてあっただろ、
落書きに見えたあの街は此処に在った」
雪解けを彩る大地に囀る鳥たちが
始まりの街に朝の訪れを伝える
陽の光あふれる大地に喝采の音が響く
風が打ち鳴らす鐘の名を知る人はいない
「君によく似ていた。
街を守るため、旅立つ一人はまだ少年で」
「この時代は誰もが
その居場所を勝ち取る為に戦ったんだ」
「それは長く遠い道程だったけど
諦めない心が未来へと繋がった」
雪解けを彩る大地を踏みしめ帰還した
始まりの街に朝の訪れを伝える
陽の光あふれる大地に喝采の音が響く
風が打ち鳴らす鐘の音と彼らは謳う
朽葉あかく燃える大地に遺された足跡
始まりの街に嘗ての面影は見えず
陽の光あふれる大地に喝采の音は消えた
古びた石碑の意味を読み説く人はない
「君に一つ、伝えたいことがあるよ。
僕も最近気付いた事なんだけれども」
「大切な記憶を忘れないために、
僕は創られたんだよ」
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