【初音ミク】螺鈿の骨【ばぶちゃん】

螺鈿の骨 - 初音ミク Wiki - アットウィキ

一つあなたがくれた　くちづけを
思い出して倖せだった
慕っております背中に指で
なぞれば目蓋（まぶた）も熱くなる

焦がれる想い火ぢりぢりと
誘われ花蝶も焼き尽くす

螺鈿（らでん）の骨まで愛してほしいの
白磁の首筋噛み付いて

雨の色も散りゆく花も
みんな貴方が語ってくれた
愛の唄も揺れゆく鼓動（おと）も
みんな貴方が騙ってくれた

此の侭（このまま）月よ沈まぬやうに
願えど貴方は居なくなる

螺鈿の骨まで愛してほしいの
白磁の首筋噛み付いて
濡羽の黒髪解（ほど）けるままに
送った桜花（おうか）の小指さえ

灰となったわたくしのおめめに
咲く花をまた愛（め）でて欲しい

螺鈿の骨 (feat. 初音ミク)/KarenT