高野連からタイブレーク制度について内容がだされました。
http://www.jhbf.or.jp/rule/specialrule/13.html
13.延長回数の制限とタイブレーク制度、引き分け抽選制度の採用について
延長戦は15回終了時に同点の場合打ち切りとし、後日改めて再試合を行う。
ただし、春秋地区大会ならびに同都道府県大会では、主催連盟が各大会前に参加校に周知した上で、タイブレーク制度または引き分け抽選制度を採用することができる。
タイブレーク制度と引き分け抽選制度は、選抜高等学校野球大会ならびに全国高等学校野球選手権大会、同地方大会および全国高等学校軟式野球選手権大会では適用しない。
なお、明治神宮野球大会と国民体育大会では9回終了時に同点の場合、10回からタイブレーク制度を適用する。
タイブレーク制度または引き分け抽選制度の運用は以下の規定通りとする。
(規則4.10)
▽ 「タイブレーク規定」
1.各大会におけるタイブレーク制度の採用について
- (1)タイブレーク制度を採用する大会は、運営委員会等で主催者が事前に協議した上で大会規定等にその旨を記載し、あらかじめ参加校に周知徹底すること。
- (2)9回終了時に同点の場合、10回からタイブレーク制度を適用する。
- (3)延長回に入り、降雨等で止む無く試合続行が不可能になった場合は引き分け試合とする。
- (4)明治神宮野球大会および国民体育大会(硬式・軟式とも)では、各大会の「延長回規定」に従う。
2.採用する場合の試合続行方法
- (1)9回両チームの攻撃が完了し得点が等しいときは、10回以降の攻撃は「一死走者満塁」の状態から行うものとする。
- (2)チームは、10回の攻撃を開始するに当たり打順を選択することができるものとする。(11回以降は前イニング終了後の継続打順)
- (3)両チームは事前に配布する「選択打順申告用紙」に「タイブレーク」初回となるときの「先頭打者氏名」「1塁走者氏名」「2塁走者氏名」「3塁走者氏名」を記入する。
- (4)この場合の3人の走者は、前項の先頭打者の前のものが1塁走者、1塁走者の前の打順のものが2塁走者、2塁走者の前の打順のものが3塁走者となる。
- (5)「タイブレーク」開始前に両チームの主将は本塁上に集合し、記入済みの「選択打順申告用紙」を球審に提出し、審判委員と両チーム主将が確認する。
- (6)これ以降で、守備側の選手交代及びポジション変更、攻撃側の代打及び代走は認められる。
3.公式記録(チーム及び個人の記録)
- (1)チーム及び個人の記録は、すべて公式記録とするが次項以下に掲げることには留意する。
- (2)投手成績
①規定により出塁した3走者は、投手の自責点としない。
②完全試合は認めない。
③無安打無失点試合は認める。 - (3)打撃成績
①規定により出塁した3走者の出塁記録はないものとする。但し、「盗塁」「盗塁刺」「得点」「残塁」等は記録する。
②規定により出塁した3走者を絡めた「打点」「併殺打」等はすべて記録する。
▽ 「引き分け抽選規定」
1.各大会における引き分け抽選制度の採用について
- (1)引き分け抽選制度を採用する大会は、運営委員会等で主催者が事前に協議した上で大会規定等にその旨を記載し、あらかじめ参加校に周知徹底すること。
- (2)最終回終了時に同点の場合、引き分け抽選制度を適用する。
2.採用する場合の実施方法
- (1)あらかじめ18通の封筒(中に二つ折りした用紙を入れる)を用意し、その中の1通に○印を記載した用紙を入れておく。
- (2)最終回終了後、両校の選手は試合開始前同様にホームプレートを挟み整列する。
- (3)最終回終了時に出場していた9人(両校の18人)全員が一歩前に出て、球審からあらかじめ用意された封筒を引く。
- (4)全員が引き終わり、審判委員は両校の封筒を回収。
- (5)審判委員が開封し、○印の入った封筒を引いたチームを上位進出校として球審がコールする。
今回は春の大会からということなので
来年の予選から採用されるわけで
9回まで同点であれば、どんな強豪校でも
負けてしまうことがあるわけで
9人のチームもがんばれば勝てる
投手も9回まで投げさせればいいわけで
タイブレーク狙いで投手をやりくりすればいい
しかし、タイブレークでも決着つかないと
タイブレークを何回もやるわけで
その投手のやりくりも考えねばいけません。
高校野球の戦い方を事前に考えておかないと
中学校ではタイブレーク導入しているので
ここから参考に作戦を練らねばいけません
条件として9回まで同点が条件ではありますが
導入して色々といい所、悪い所が出て改善し
修正して、野球をやる高校生の為の制度に
なることを私は期待しています。