なぜアイシングなの?


アイシングはスポ-ツ外傷(捻挫、打撲、肉離れ、骨折、脱臼)やスポ-ツ障害(特に成長期の子供の使いすぎに多く、バスケットの場合 例えば、かかとの痛み、アキレスケン炎、オスグッドなど膝周辺の障害などが多い、野球では肘、肩、サッカ-では足、膝周辺など)の炎症の早期回復に非常に有効です。外傷の場合、痛みの軽減とともにアイシングすることにより、ダメ-ジを最小限に抑えることができます。又、捻挫をして治療後痛みがとれてきても、練習にもどった時、慢性にしない為にも、練習後は必ずアイシングが必要です。それに、成長期にあたる子供達の使いすぎによる炎症や成長痛にも、炎症と痛みを軽減させる為には、アイシングはとても有効です。又、暑い時期、熱中症の応急手当てには絶対必要ですし、休憩時に予防としても効果的です。日本のスポ-ツ少年団の活動においては、どうしても試合優先に進む傾向にあります。その中、子供の身体を守っていく為にも、監督、保護者がアイシングの知識をもち、子供達に実践させていく事が、スポ-ツ外傷の早期回復やスポ-ツ障害予防の有効な一つの手段だと思います。