皆さんご存じの通り
長年慣れ浸しんだ車検証が!
A6サイズまで小さくなりました!
今まで車検証の保管に困っていた方もこれでお悩み解決です!
さらに電子車検証というだけあって
本体にICチップが入ってより多くの情報がデータとして保存されています!
スマホやPCなどを利用して車検証の詳細内容まで閲覧することができます
なぜ今車検証が変わったのか疑問に思う方も多いと思いますが
国土交通省Q&A
Q なぜ車検証を電子化するのですか。
A 自動車ユーザーや自動車関係の事業者の皆様のさらなる利便性向上のため、自動車登録手続きのデジタル化に取り組んでいます。
現在、車検証の交付を受けるためには運輸支局等への出頭が必要ですが、車検証を電子化し、整備事業者等の事業所等において車検証の有効期間を更新する仕組みを新たに導入することで、車検時の運輸支局等への出頭を不要とする制度とシステムを導入します。
ということです。
まあ便利になるなら良いですが、これってユーザーには何もメリットが無いのでは・・
小さくなることで多少保管はしやすくなりそうですが・・・
国土交通省Q&Aには
Q 車の中に保管してもいいですか。
A 従来の車検証と同様にダッシュボードの中等に保管いただいて構いませんが、ダッシュボードの上等、過度な高温になる場所に長時間放置することは避けてください。
なお、今までと同様に車両運行時には車検証を携帯する必要があります。
真夏には猛暑の影響で車内はかなりの高温になると毎年のように言われているのに、熱に弱い車検証って・・・
そして車両運行時には車検証を携帯する必要があるですね・・・
ICチップを守るためには車検証は車内に放置せずに持ち歩きましょう!
しかし日頃から持ち歩くには欠点が
国土交通省Q&A
Q 電子車検証を折り曲げてもいいですか。
A 破損の原因になりますのでICタグの部分は折り曲げないでください。
さらには
国土交通省Q&A
Q ICタグを切り取ってもいいですか。
A 台紙とICタグを合わせたものが電子車検証となります。ICタグを切り取ると無効な車検証となるのでおやめください。
とあるので普段の保管にもこれまでの紙の車検証よりも気を使う必要がありますね!
せっかく小さくなったのに・・・・
ICやQRコードで情報を読み取るシステムに変わるということは、もちろん設備も必要になってくるので、持ってない人はどうなるのかというと
国土交通省Q&A
Q スマホやPCを持っていませんが、ICタグの情報をどのように確認すればいいですか。
A 制度開始から最低3年間は従来の車検証と同等の情報が記載されている「自動車検査証記録事項」をお渡しするのでそちらをご確認ください。
今現在PCやスマホ持ってない人は3年後にも持ってないと思います・・・・
そもそも車検証を普段目にすることのないユーザーにはほとんど関係の無い電子車検証
ICチップが活躍するのは普通乗用車なら2年に1回、車検時だけになるんじゃないでしょうか
関係無いなら何でもいいと思う人も多いと思いますが
一つだけ、クルマのユーザーに関係ある変更点が!
電子車検証への変更に伴い費用が必要なことから手数料が上がります!
費用負担が増えて、何か特別な事がある訳でも無く、ICに収められているデータはこれまでの車検証と変わらない!
そもそもIC内臓なんだからこれまで以上にデータ入るだろ!と思っていましたが
国土交通省Q&A
Q 車検証を読み取ると何ができるのですか。
A (1)車検証の券面記載事項にない車検証情報をあわせて確認
(2)読み取った車検証情報のPDFファイル等での出力と保存
(3)当該車両に対するリコール情報等の確認(オンラインモードのみ)
これまでのA4の車検証とほとんど変わらない・・・
国土交通省HP
電子車検証に搭載されるICタグには車検証情報の記録領域とは別に、アプリケーションの搭載が可能な記録領域を設けております。空き領域の具体的な利活用方法については今後検討を行ってまいります。
今後何かICチップを内蔵することによる大きなメリットがユーザー、自動車業界関係者に与えられることを期待します