それにしても新加入の横山とエデュアルドは、J1に移籍してもおかしくないレベル。そんな選手がジェフに来てくれたということは、GMの力もあるし、小林サッカーの魅力が大きいのかもしれない。
ヴェルディに移籍してしまった見木も、昨年は小林監督が監督やるから残留したみたいなことをコメントしていたので、小林監督とサッカーをやりたいって思う選手が多いんだと思います。
横山は、これで２試合連続得点。プレッシングもきっちりできるし、テクニックも素晴らしい。
エドゥアルドは、ボランチとしてのポジショニングはもちろん、変幻自在のキックで相手を幻惑させるかのよう。
田口は、前節の不調を完全払拭。これぞ田口、と言わんばかりのタックルと全体を俯瞰した見事なパスとコントロール。
田中は、今節２ゴールと、ゴールだけが彼の物足りない点だったのに、ゴールまで取れるようになってしまったら田中はもう化け物というしかない。怒涛のプレッシングと攻守にわたっての不断のスプリントは相変わらずなので、もし来年ジェフがJ１行けなかったら、確実に個人昇格の選手。
藤田GKの前半最後のスーパーセーブは、藤枝の反撃のモチベーションを刈り取るかのようなプレーで、もしかしたらこのセーブが試合の行方を決定づけたかもしれない。
契約の関係もあってJ1に行かずに（行けずに？）残ってくれた小森も存分にその実力を発揮。今節はワンアシストワンゴールで、実績もちゃんと積み上げてる。
そして大卒ルーキーとは思えないほどの安定感の久保庭。すでに何年もジェフでセンターバックやってるようなプレー。
などなど、今節はやっと本来のジェフが戻ってきて、さらに二人の強力な補強選手と、一人の強力なルーキーによってさらにもう一段、ランクアップしたかのような印象。
この調子で気を抜くことなく、今日のような獰猛さを失わずに戦っていけば、本当にJ２優勝できそう。とにかく今年のジェフは強い。生観戦再開して6年目に突入しましたが、間違いなくこの6年間で最強のジェフです。