フクアリ劇場:観客倍増!6連勝!「ジェフ市原・千葉vsベガルタ仙台」 | 52歳で実践アーリーリタイア

52歳で実践アーリーリタイア

52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

自由席が完売ということで、なんとなく今日は違った試合になるな、という予感があって、私も愛車(アプレという旅行用自転車)に乗って、いつもより30分早く家を出て、1時間半かけて本八幡から馳せ参じました。

 

 

そして今節のポイントは、なんと言ってもセンターバックの二人でしょう。

 

 

一般的にセンターバックは、右脚キッカーが左側、左脚キッカーが右側になるのが一般的で、それは蹴る角度がより広角になりやすいから(特に同サイド)。

 

 

したがって、左サイドバックになった佐々木の方がプレーが難しいのですが、そして彼自身「緊張した」と言っていましたが、見事にこなしてくれました。

 

 

それだけでなく、抜群のポジションで先取点も撮ってくれたし、何よりも佐々木の魅力はスーパーなロングフィード。

 

最先端のサッカーには欠かせない、バックスあるいはGKからの正確なロングフィードは、グアルディオラが指揮したチーム(バルセロナ、バイエルン、シティー)において、特徴的。現代サッカーでは守備の選手といえどもトップの世界ではキックの精度は必須です。

 

特に2点目の右サイド日高への高速ビームのような佐々木のフィードは素晴らしかった。あのフィードは本当に痺れました。そして日高の見事なトラップと共にカウンター炸裂で呉屋ゴール。

 

センターバックからカウンターが起動できるのもあの正確無比なロングフィードあってこそ。

 

初スタメンのメンデスも、ヘディングではほとんど勝っていたし、佐々木とのコンビネーションによるラインコントロールも、二人で声を掛け合いながら90分近く完徹。

 

それにしても、この強さはホンモノですね。好調時のリバプールのようなゲーゲンプレス爆発の怒涛のサッカーで、ジェフファンならずとも、とても魅力的なサッカー。

 

 

久しぶりにフクアリに観戦に来たお客さんも、ジェフの変わった姿にびっくりしたと思います。

 

私自身、4年半前に本格的に生観戦に復帰して、ジェフがこんなサッカーできるようになるなんて想像だにしませんでした。

 

ユン時代は、先取点取られたら「今日も終わったな」という感じだったんですが、今は何点取られても取り返してくれそうな、そんなサッカーですから。

 

今日の主審、清水修平さんは素晴らしかった。

安易にファウルにせず、流すことを優先してくれたので、激しくぶつかり合う魅力的な試合を演出してくれました。いかんせんJリーグは、選手が倒れるなどすると安易に笛を吹いてしまう。欧州サッカー基準でみても、まるで選手同士のドゥエルを否定するかのような、レフェリングです。

他の審判も清水主審のように世界基準で笛を吹いてほしいものです。