今日はハワイ旅行最終日。私は2度目のハワイですが、これだけ日本人と中国人がいないハワイというのも、もう今後はあり得ないのではないでしょうか?
(オアフ島ラニカイビーチ:2022年7月撮影。以下同様)
なので別世界のハワイが楽しめるのではないかと思います。そしてその代償は「円安&インフレ&新型コロナ」の三重苦。
(オアフ島:ワイマナロビーチ)
あらためてこの3年間の世界の変わりようを実体験できた貴重な海外旅行で、世界における日本の立ち位置の低下と、新型コロナ感染症への国民性の違いがこんなにも大きいのか、と思わざるを得ませんでした。
コロナに関しては、こっちはある意味自己主張が強いので、法律できちんと規制しないとみんなやりたい放題で、マスクなんかするわけありません。
(真珠湾:アリゾナ記念館にて)
ホテルは、感染症対策で四泊してもクリーニングしてくれません。フロントにお願いしたもダメでした。タオルなどのリネン類はリクエスト前提での交換可能。
■ハワイ旅行にあたっての感染症対策手続き
【日本出国前の手続き】
ハワイ(米国)では、入国前のPCR等の検査は不要。事前に「MySOS」というアプリを事前にスマホにインストールしておき、このアプリ上で
①パスポート番号などの個人情報登録
②アプリ上に掲載されている宣誓書への承認
③ワクチン接種証明書のダウンロード
をしておけばOK。接種証明書もマイナンバーカードを持っていれば、接種証明書アプリとセットであっという間に完了です。デジタル庁の創設がちょっとずつ成果を上げているのでしょうか?
あとはいつも通りビザの代用となるESTAを72時間前までにネット上で申請&手数料支払い。
(ハワイ島:マウナ・ロア山)
【帰国の手続き】
入国前のPCR検査は面倒くさい。
ネット上で最安でホテルから近い検査センターを選択。私はモダンホノルルに泊まっているので、アラモアナセンター隣のビルに入居するWellness4Hawaiiにて検査。ここは日本語対応可能で110ドルで済み(他はおおよそ150ドル前後)、しかも鼻腔検査を選択したら結果報告が早い。ネット上では24−48時間となっていますが、私たちの場合は、朝9時に検査して当日12時には結果が出てしまいました(添付メールにて。陰性でした)。
(ちなみに陽性だと、日本総領事館に行って指示を仰ぐそう。もちろん飛行機はキャンセルで別途延泊必要。帰国時のJAL受付嬢によるとけっこう陽性の人いるので大変だとのこと→D・イノウエ空港で追記)
PCR検査以外では、入国前にインストールしたMySOSで誓約書など同じように登録しておけば終了です。
■円安&インフレ物価高=物価は日本の2倍ぐらい
私の肌感覚では、ハワイの物価は日本の2倍ぐらいか。
いわゆるビックマックで比較すると、ハワイではビックマック単品税抜6.09ドル(オアフ島の消費税は4.71%、他島は4.16%)だから、1ドル138円として840円。日本は税抜390円だから日本の2倍以上の値段。
サッポロビールはABCストアで、500mlで9ドルくらい。なので1,242円。
アルコールをほとんど飲まない我々2名が(ビール1本ぐらい)、中華料理やベトナム料理など、あまり値段の張らないレストランで食事するとだいたい、日本円換算で2人分9,000円ー12,000円かかるのが普通だったので、やはり2倍ぐらいという感じか。
(ワイキキ:P.F.チャンス ポークチャーハン。ナシゴレン風で美味い)
(ワイキキ:ベトナム料理フォーワン。ここはイマイチだったかな)
ホノルルのチーズケーキファクトリーで一番安いチーズケーキオリジナル一個、9ドルだったから、なんと1,242円。
(ホノルル:チーズケーキファクトリー「オリジナル」:これは美味かった!!)
それでもアメリカ人にとっては、大したことない。平均年収は年間1000万円(7万ドル)で日本人の433万円の2倍を余裕で上回る高収入。物価調整後でもアメリカ人の方がやはり、リッチ。
日本語のできる韓国系移民のタクシー運転手によると、コロナ対策で失業者は一人当たり月額4000ドル支給。円換算で55万円。つまり一人で年収660万円と米国の対策は過剰気味。物価は日本の倍だから、日本人感覚だと一人当たり330万円ぐらいの年収が支給されているという感じではないでしょうか。
だからみんな急いで働く必要もない。なので人手不足→人件費高騰→物価高、というスパイラル。
以上、これからハワイ旅行する方の感染対策手続きと費用のおおよその目安になれば、と思います。超割高とはいえ、中国人&日本人極少のハワイが堪能できます。
*これからモダンホノルルのチェックアウト。最後に綺麗な虹がプールサイドで見られました!!