14番に痺れた夜「日本代表凱旋試合 生観戦」 | 52歳で実践アーリーリタイア

52歳で実践アーリーリタイア

52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

サッカー日本代表のアジア最終予選、オーストラリア戦がどうなるかわからない中、ベトナム戦チケットを事前購入。

 

 

結果、オーストラリア戦で勝利したため、この時点でW杯出場決定。

 

 

最終戦のホーム、ベトナム戦では、最下位相手に凱旋試合となるはずでしたが、予想外のドロー決着。

 

 

さいたまスタジアムは、久し振りの観客席数の上限撤廃にも関わらず、最上段の席が空席目立つし、

 

声を出してはいけないのに、再三の場内アナウンスの警告にも関わらず、ベトナムサポーターがアンセム(国歌)の全員合唱はじめ、大声で応援するし、代表戦ホームにして、まるでアウェイ状態。こっちはルール守って手拍子のみですから。。。

 

 

観客自体も、出場決定後の試合ということもあってか、かつてのワールドカップ予選の宗教がかった熱気もなく、ゆるーい感じの観戦客多し。

 

 

その空気感が選手たちに伝わってしまったのか、ヘディングでの緩い感じのマークのズレというか、ボディコンタクトの緩さを伴って、最下位相手に先取点を取られてしまいます。

 

個人的に「黄金の中盤」と思っている「遠藤・守田・田中」の三人組が先発していなかったことも影響してか、特に前半は意志疎通がチグハグで思ったように試合をコントロールできない。

 

(こっちは相手にキャッチされてしまった場面)

 

そんな中でも、普段ジェフ市原千葉を中心に生観戦している自分としては、代表選手個々のその個人技と戦術眼、そしてドゥエルにおけるフィジカルの頑強さなど、

 

 

その圧倒的クオリティーの高さに感動してしまいました。

 

(上田綺世の見事なヘディングシーン)

 

中でも、異次元だったのは、後半から入った14番「伊東純也」。

 

 

スピードスターの伊東ですが、そのスピードの活かし方が素晴らしい。一旦フェイントを入れつつ、一気にボールをスペースに出して、そこからの加速力が尋常ではない。これが伊東純也なのか、と思わず深いため息を吐く。

 

そして、ボール奪取に向けたその激しさと、そして実際にボールを奪い取ってしまうという、その圧倒的な守備力。ボックス内に入っては、再三の裏狙い、サイドに立っては、再三の見事なクロス、そして危険察知時のディフェンスに向かうその圧倒的スピード。

 

どんなプレーでも「絶対に勝つ」という意志の強さを身体全体から滲み出ている感じと言えばいいのか。

 

全てにおいて、異次元の世界に我々をいざなう、まさに「現代サッカーの申し子」。

 

 

あまりにも感動してしまって、14番のユニフォームを40%引きで買ってしまいました(試合後のショップでは割引になるらしいのですが、割引されていなくても買ってました)。