ソースがスペシャルな帝国ホテルのメインダイニング「レセゾン」 | 52歳で実践アーリーリタイア

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52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

 

 

10年以上前から定期的に利用している帝国ホテルのメインダイニング。

 



コロナ後3度目の利用ですが、相変わらず繁盛しています。でも席間がこれ以上ないぐらい離れているので全く問題なし。

サービスが高級フレンチらしい見事な目配りの接客で、かつお客を安心させつつ和やかな接客なので、肩肘張らずに純粋に料理を楽しめるのがいいのです。

そしてホテルの方も同じなんですが、全てにおいて「ケチった感」のカケラもないところがいいのです。

今回は、コースのメインをシャラン産鴨に変更していただき、3皿のコースを選択。

 

<前菜前のアミューズです。カンパチのカルパッチョにピスタチオのソース>



■前菜:帆立貝のソースブールブランレタス包みに菜の花ソース
緑のソースが菜の花のソース。白いソースは濃厚でクラシックな味。つまりバターと白ワインベースにエシャロットを加えたソースで、これぞフレンチという味。

 

 

■メイン:シャラン産鴨胸肉のロースト
これも高級フレンチ王道のシャラン産鴨をたっぷりといただきました。やはりこれもソースです。鴨のエキスが充満したソースで、赤ワインとともに口に含むとこれ以上ない芳醇な味。

 

胡椒の使い方はスパイシーというよりも鴨の味を殺さないようマイルドに仕立ててあるところが、さすがです。

 


添えてあるのはカリッと仕上げたブリオッシュにフォワグラのペースト


副菜は、カリフラワーを長時間じっくりとバターを何度もかけて焼き上げたというもので、お口直しにちょうど良い。

 

 



■デザート:マカロンとさくらんぼとフロマージュブランなのアイス

 


個人的にはボリュームが少なくて物足りなかった。ただ巨大なマカロンの食感は素晴らしかったです。

 



以上、何度利用しても安定して最高品質のフランス料理が、最高の接客で楽しめる、稀有なレストランです。

 

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