スマトラカレーという、聞いたことのなりカレージャンルですが、インドカレーほどサラサラせず、かといって欧州カレーほど、こってりしていない、ちょうどその中間ぐらいの独特のカレーです。
■料理・味
本来スマトラ島はインドネシアだからイスラム教の地域でポーク(豚肉)は厳禁のはず。ですが今回は、一番安いポークカレー、ルー大盛りで1,180円選択。
<ポークカレー>
というのも前回初利用時、デフォルトでは、カレールーがご飯の量に比して少なかったから。今回カレールー大盛りにしたことで、ちょうど良いバランスでした。
ルーを大盛りにしない場合は、ご飯少なめにするとちょうど良かった(連れはこっちを選択。写真参照)。
ポークは三枚肉をそのまま煮込んだタイプ。肉ごとにルーの味が違うとの謳い文句ですが、チキンと両方食べた印象では、それほど大きく味に違いがあるとは思いませんでした。
<チキンカレー>
ただ、ルー的にはチキンの方がマッチングがいい印象。双方ともスパイスと野菜のエキスがたっぷりという感じで、さすがの名店で一度は食べるべき美味なるカレールーでした。
<チキンカレー>
セットでつくポタージュスープは、味が若干キツイので単独で飲むより、食中のお口直しとして飲んだ方がいい。多分そういう設計になっているのでしょう。
<ポークカレー>
■雰囲気・サービス
靖国通りに面する建物の地下にあり、混み始めると隣の沖縄料理店が扉を閉めるのがなんとなく、気持ちがわかります。
注文してから、あっという間に給仕されるので、回転はめちゃくちゃ早い。並んだとしてもすぐに順番が回ってくると思います。
喫茶店スタイルで、おひとり様からグループまで、あらゆる顧客層が立ち寄るお店でした。