水道橋の有名店、満を持して初利用。開店の11時半にお伺いしたのですが、すでに数組のお客さんが店の中でお待ちでした。それにしてもここのヒレ肉もまた上質なお肉でサクッと気持ちよく食べられる120グラムでした。
●料理・味
銘柄豚ヒレカツ120グラムの定食2200円注文。お昼でもクレジットカード使えたのは助かりました。
3種の漬物(千枚漬け、白菜キムチ、?)に選べる味のドレッシングによるキャベツを味わいつつ、登場したヒレカツは、見た目少ない印象だったのですが、実は分厚いので表面積が小さく見えただけでした。
量的には120グラムなので一番小さいサイズなんですが、中年世代としては十分な量。こんなに分厚いのに、そのまま食べると簡単にお肉が解けますし、ジューシーさが口の中で広まるし、肉そのものの質が高いのがよくわかります。
揚げ具合はちょうど良いピンク色一歩手前で抜群の揚げ具合。
ヒレ肉とはいえ、肉汁が滴るように溢れ出るのはそれだけ肉のクオリティーが高い証拠か、あるいは揚げ方がうまいのか、どちらにしても抜群に柔らかく、かといってちゃんと程よい弾力もあって美味。
お味噌汁は赤出汁のなめこ汁で、赤味噌の味がしっかり効いている。
ご飯はシソご飯にしたのですが、シソの味ととんかつの味がちょうどよくマッチするのは初めて知りました。
2200円と高額なので値段相応だとは思いますが、それにしてもここのトンカツは食べる価値ありますね。
●雰囲気・サービス
この独特の古民家の雰囲気は、トンカツ業界ならではか。柏の塩梅も同じ系列ということなんでしょうか。
おひとりさまでもカウンターで十分なスペースが維持されており、これも値段に入っているのでしょう。ゆっくり時間をかけて、周りを気にせずに「ヒレカツ」のみに集中して食べる環境が整えられています。
店員さんも皆手馴れた方ばかりで、ちゃっちゃっと対応してくれるのでこれも気持ち良い。
流石の名店でした。