アジア12億人の貧困層と保護主義の関係 | 52歳で実践アーリーリタイア

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52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

今日の日経新聞によると、未だアジアの貧困層は12億人。

付加価値の自動創造とは別の次元の発展段階のエリアがまだまだ世界にはある。

つまり、ローコストの単純労働者の供給は、まだまだ12億人分あるということだから、先進国における単純労働者の賃金の下げ止まり、つまりGとLの世界のGの世界の方では、依然として拡大していくということだろう。

Gの世界→今後も継続する貧困層労働者による現地生産の拡大
Lの世界→同じ単純労働でも、各国の雇用事情に応じた賃金

Gの世界の低賃金・失業を解消する手段としての今話題のトランプ大統領の志向する保護主義=自国生産へのこだわりは、米国民に割高な製品供給を強制する、なかなかいびつな政策ということになる。