○味・料理
二人で訪問し、計２万円ちょっとでした。レディーズランチ（男性もOK）5000円（前菜盛り合わせ＋カブのスープ＋サラダ＋ロース３０ｇ＋赤身90ｇ＋ジャコ&むかごご飯＋デザート）×２名分、赤ワイン1500円〜1800円３杯に、鮑１個６５００円（100グラムあたり5000円）を追加しました。
前菜は、ラグーソースの入った帽子の形をした蒸しパスタ（コンキリオーニ）、イイダコのニンニク炒め、宮崎地鶏のテリーヌ、金フグのカラス添え。
パスタは天板焼きの蒸し器で蒸してから供されます。プリントした食感は、水分を含んだ状態、つまりすぐに食べると尚一層そのうまさが引き立つ。時間を少しでもおいてはいけない料理です。
この中では、やはり地鶏が一番か。食感的にも、質感的にも、しっかりした味でした。
この後に別途注文した活き鮑が登場。鉄板焼きで踊り焼きのようになった状態から、若干蓋で蒸して、バターと塩と醤油で、あっさりいただく感じです。これをブナシメジとズッキーニを添えて、食べます。
やはり、鮑は鉄板焼きが一番うまいのではと思います。鮑そのものは味があまりないので、バター等でしっかり焼いた方が、身も柔らかくなりますし、鮑の食感と脂の旨味が丁度良いバランスになるのです。うかい亭（こちらは１個15000円）でも同じように感じました。
レディースランチの場合、モモ肉で90グラム、サーロインで30グラムと程よい肉の量。特にサーロインは、バリバリ霜降り肉なので、30グラムでもランチであれば十分な印象（ちょっとだけ、サーロインの油を楽しむという感じ）。
モモ肉（多分ウチモモ）は、脂身があまりないので、肉の質感を味わうという印象。赤身であればシンシン・マルカワあたりの方が肉質が柔らかく私好みではあります。ウチモモだとどうしてもちょっと硬い印象があるので、とは言っても充分美味いです。
サーロインは、とろけるような脂で、高級牛ならではの逸品です。
最後のむかごご飯は、自然薯の子供だそうですが、ほっくりして、さっぱりするので、最後の二食べるにはちょうど良い。
○サービス・雰囲気
鉄板焼きなので、対面式で鉄板の前で食すので、スタッフの会話も重要ですが、宮崎出身の方なので宮崎ネタで結構楽しめました。
店内は高級感あふれ、窓のない空間なので、照明で昼でも重厚な雰囲気が保たれています。
銀座 みやちく （鉄板焼き / 銀座駅、東銀座駅、有楽町駅）
昼総合点★★★★☆ 4.0