和解の力とは、敵国を味方にするための米国の戦略 | 52歳で実践アーリーリタイア

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52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

今、安倍首相が真珠湾で、和解の象徴として、演説している。

和解の力と称して、戦後75年間の日米の歩みを語っている。そのこと自体は素晴らしいこと。

でも、今の安倍首相が和解と称する現状は、米国の敵国に対する同化戦略の一環であって、日本が二度と戦争できないよう、戦力を無力化して、日米安保条約によって、日本の領土を基地化しているというのが事実だ。

つまり現状の日米関係は、同盟や和解ではなく、米国による隷属の結果としての平和共存だ。和解の力とは隷属の力ということだ。

日本にとって不都合な事実は、目をつぶりたくなるが、残念ながらこれが事実というのは、悲しい現実だ。

しかし、悲しい現実ではあるものの、この75年間日本は平和だった。平和が何より。隷属か平和か?二者選択としたら、私は平和を選ぶ。