今時真っ当な料理店アピシウス | 52歳で実践アーリーリタイア

52歳で実践アーリーリタイア

52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

今では国会議員となれなかった作家 田中康夫氏が15年以上前に著した「いまどき真っ当な料理店」で「日本で営まれる料理店中、最上にして最高の逸軒」つまり日本一の料理店と云わしめたアピシウス

【2016昼】
今回は1年振りの休日のお昼の利用です。3名で伺い税抜8000円のコースでミネラルウオータ−2本(無料のお水はなし)で、一人当たり10,692円でした。

5回目の利用にして一番今回が美味しかったかも。
メニューは、アミューズ→前菜→主菜1→主菜2→デザートワゴン→ドリンクという順。

アミューズは、北海道サーモンをあげたものをザワークラフトのサッパリとした酸味で味わう。
→これはさっぱりとしてほっこりしたサーモンが秀逸。

前菜は、ジャガイモの冷製スープをコンソメジュレと合わせて味わう。
→今回のイチオシ。さすがは本格フレンチで、濃厚なコンソメジュレが冷えて超滑らかなジャガイモのスープに実に合います。
た。

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主菜1は、鱧のフリットと軽く加熱した畔蛸をハトムギのリゾットに添え、ノリ風味に仕立てたもの。
→骨の感触の一切ないふんわりとした鱧と程よい粘性の蛸の食感に合わせて、さっぱりしたリゾットで味わうというなた夏らしい料理でした。

 

 

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主菜2は、食感の違う2箇所の部位の牛タンと巨大ラングスティーヌ(赤座海老)を甲殻類系ソースで旬の野菜とともに味わう。
→ラングスティーヌの身の太さにびっくり。牛タンは、根本と先っぽを両方使って、2種類の食感が楽しめる。魚介と獣系を一つのお皿で味わうのは、非常に珍しいのでは。お肉の方はバジルを載せることで、夏らしいさっぱりした味に仕立てるなどは、細かい芸が効いていてさすがです。

 
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そしてデザートワゴンは、ショコラ・ゴルゴンゾーラチーズケーキ、夕張メロンのロールケーキ、バニラのアイスにカシスのシャーベット
→アピシウスといえば、アイスですね。あらゆるアイスの中でココのは最高峰です。濃厚でかつ超絶滑らかなこのアイスは、今まで体験したアイスの中では圧倒的ナンバーワンです。
 
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その他、前回と違って、ケーキ類もシッカリしたケーキが多く、昨年のようなライトなスタイルから変化していたので私にとっては嬉しい方向転換でした。

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サービス面では、デザートの前にナプキンを変えてもらうなどは、アピシスでは初めての体験でした。

以上、昨年のちょっとネガティブな印象とは違って、だいぶポジティブな印象に転換。やっぱり繰り返し利用しないと、レストランというものの評価は難しいなと改めて思った今回の利用でし

た。