監督力・選手力の双方が備わった2チームの戦い | 52歳で実践アーリーリタイア

52歳で実践アーリーリタイア

52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

でした。

 

 

さすが、ドイツとイタリアです。

 

スペインは、監督の戦術力が弱かったためにイタリアの術中にはまって負けてしまいましたが、そこは、変幻自在な戦術を駆使でできるレーヴ監督。

 

3バックで、イタリア対策万全。

 

両サイドをかち合わせて、シュバインシュタイガーの流動性を確保。

 

相手に的を絞らせないポジショニングはさすがです。

 

一方のイタリア。

 

ディフェンスは相変わらずだが、攻撃に関しては、すっかりドイツの戦術に見事にはまってしまってほとんどチャンス作れず。

 

デル・ボスケの上をいく戦術がコンテなら、更にその上をいくレーヴ。

 

そしてレーヴの高度な戦術をピッチ上で体現できるドイツの選手。

 

グアルディオラの「新次元トータルフットボール」のバイエルンがベースになっているからこそ、できる戦術でしょう。

 

スペインもグアルディオラの戦術をベースにした柔軟な対応が出来ていれば、イタリアにも負けることはなかったでしょう。

 

それにしても、PK戦は、フレッシュな選手より疲れていても上手い選手を優先すべきというセオリーは活きていましたね。

 

コンテは逆張りでフレッシュな選手を最初に使いましたが、やはり失敗してしまいました。

 

それでもサッカーファンにとっては、ドイツが勝ち上がった方が純粋にサッカーの試合を楽しめるので良かった。

 

次戦がこれまた楽しみです。