服従/ミシェル ウエルベック
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話題の書ということで、外国文学を久しぶりに読了。
宗教とは服従、服従とは幸福。
超越的な存在である神の前では知性や理性は脆くも崩れ落ちる。
理屈で人生の苦悩を解決するには、やはり神の力を使うしかないのか?
というよりも使うことによって、簡単に解決することができる、ということだろう。
科学の世界で、いくら世の中の理屈を解明しても、やはり超越的な力による解決力には及ばない。
それを神への服従と呼ぶなら呼んでみよう。
そしてそれを素直に受け入れよう。
受け入れた者のみが幸福を手に入れることができる。
という小説です。