再貧困女子 鈴木大介著 読了 | 52歳で実践アーリーリタイア

52歳で実践アーリーリタイア

52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

再貧困の女子は、稼ぐ能力の低い女子は、地縁・血縁を消失すると本当の貧困になってしまうという書籍。
更にルックスが良ければ夜の商売で稼げるが、更にルックスも×となると、もう救いようがない状態となる。
とても悲惨な女性がここにはいるが、これを性をとわず、再貧困の人たちの状態なのだとも思う。
一方で、北関東のプア充女子の生活力には驚いた。年収150万円でも地縁・友縁を駆使して何不自由なく、充実した生活を送っている女子も、初めて知るライフスタイル。人間、人間関係がいかに重要かがよくわかりました。


再貧困女子になる条件は6つ。

3つの無縁⇒家族の無縁、地域の無縁、制度の無縁
3つの障害⇒精神障害、発達障害、知的障害

プア充は、なぜ生活が充実しているのか?
⇒買い物はロードサイドの大型リサイクルショップで用足し。Tシャツは100円、アウターは1,000円
⇒「しまむら」で安い服買うより、リサイクルでそこそこの品質のブランド服を買った方が遥かに得という事実。
⇒ファミレスでだべるよりも郊外ショッピングセンターのフードコートでだべれば格安だし、長くいても居心地悪くならない。
⇒食事は100円均一ショップの総菜でOK.
⇒住居は田舎ならワンルーム3万円でOK
⇒東京行かなくてもAmazon送料無料で何でも手に入る
⇒一つだけ譲れないのはスイーツ。スイーツだけはお金かけないと美味しいものがないそう。

さすがプア充。生活の知恵の宝庫です。