NHKドラマ「ボーダーライン」 | 52歳で実践アーリーリタイア

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52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

NHKの土曜ドラマ「ボーダーライン」。

これもNHKに受信料払っている甲斐のあるドラマでした。
すべて実際にあった事故をイメージして作られた事故現場、キャストが使用している消防の制服もすべてホンモノだそうです。実にリアルな雰囲気を醸し出しているのも、そんな制作者の努力の賜物でしょう。

主役の小池徹平の表情が回を重ねるごとに変わっていくのは、彼の演技力も含め実に印象的でした。

このドラマのタイトル「ボーダーライン」は、生と死のボーダーラインのこと。

しかし、最後の署長の言葉「河端(小池徹平)もボーダーラインを超えたね」というのが素晴らしい。

「彼は救う側になったってことだよ」

つまりこのドラマの本当のテーマもこの「ボーダーライン」のタイトルに隠されていたということです。

なかなか粋なオチですね。素晴らしい脚本です。

本当にレベル高いし、リアルだし、心に響くし、自分に重ね合わせて考えてしまう。素晴らしいドラマでした。