来年1012年は? | 52歳で実践アーリーリタイア

52歳で実践アーリーリタイア

52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

日経ビジネス12月26日号の、異色起業家だけに聞いた来年の大胆予測は、それぞれの起業家の個性が際立っていて面白かった。

日本タクシーの川鍋社長
「さらに決定的なのが、タクシーチケットの売上です。3年ほど前から低迷していたのが、ここへ来て、多くの企業で着実に復活しています。間もなくタクシーを拾えないケースが増えてくると思います。」

➡東京に限った話だろうが、来年は確実に消費が復活するかもしれない。特に法人需要の場合。

雪国舞茸の大平社長
「多くの若者は、成熟社会の中で、何でも望みが叶う一方、明るい未来を展望できないという複雑な環境におかれている。」

➡「望みが叶う」という部分を「そこそこの望みは叶う」という内容に置き換えれば、本当に共鳴できる見解だ。

むしろそんな時代の中で生まれ育って来てるから、生き方も二極化して行くのではないかと思う。本当にやりたい事が見つかった若者は、徹底的にやり抜くから大成する。子供の頃から豊かだった事もあるだろう。スポーツの世界、起業の世界、芸術の世界なんかで、世界的に通用する日本人が、多く排出されているのも、英才教育含め、「好き」を突き詰められる環境が整っていたからだろう。

一方、特にやりたい事も見つからない若者ややりたい事があっても才能に恵まれない人たちも、ホームレスのような極端な事例を除けば、何とか生活できるのが、今の日本の環境だ。