アジアカップ日韓戦:イタリアにあって日本にないもの「守りきって勝つ戦術」 | 52歳で実践アーリーリタイア

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52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

注目のアジアカップの日韓戦。


予想外の韓国代表のスタミナに驚きつつも、日本代表の


素晴らしい精神力による、素晴らしい結果。


しかし、延長戦のリードしてからの戦術は、どうしたものか?


イタリアには守りきって勝つ戦術はあるが、


日本には守りきって勝つ戦術はない、というよりできない。


そんなに日本は老獪な国ではない。


専守防衛だった南アWC日本代表だって、最終ラインは深めにしたものの


基本4バックをベースにゾーンに奥行きを持たせて、守り、


つねに攻撃の姿勢は失っていなかった。


5バックで、ゾーンを薄くして守ったら、バイタルエリアは、


韓国代表に使われ放題。こぼれボールを奪って、カウンター


って戦術さえも繰り出せない。


最後の失点は与えるべくして与えてしまった失点。


ザッケローニも細貝の投入に象徴されるように中盤を


おろそかにしていたわけではないが、5バックにした時点で


日本代表の中盤が機能しなくなるのは、これでわかっただろう。


イタリアのようにはいかないことをこれで学習したことだろう。