
1. 序曲~太陽と友達
2. 魔法のドラゴン・シアター
3. ジェラシー
4. 永遠の愛
5. 束の間の太陽
6. ヒロシマ
7. シングリング・アンド・ザ・グラス・ギター
トッド・ラングレンは今年初めて「サムシング/エニシング?」を聴いた。
素晴らしいアルバムだった。
そして彼が作ったバンド、ユートピアがどんなサウンドなのか知りたくなった。
運よくビクターの紙ジャケ1,500円シリーズで発売されたのでGETした。
ユートピアとしてアルバムは、7枚ぐらい出しているようだが、
一体全体どれが良いのか分からなかったので、
タイトル名の響きとジャケットの好みで選んだのが、
今回の『太陽神』である。
タイトルとジャケットを見る限りでは、
プログレのようだが・・・
トッド・ラングレンというとポップなイメージが・・・
果たしてどっちなんだろうという気持ちで恐る恐る聴いてみた。
答えは・・・
そのどちらでもあった。
1曲目の「序曲~太陽と友達」からして、
まさにプログレといったシンセの神秘的な音からスタートする。
目まぐるしく展開していく壮大なドラマティックな曲だ。
コーラスワークも実に美しい。
2曲目「魔法のドラゴン・シアター」は、
ピアノで始まるポップな曲だが、色んな音が溢れています。
途中でオペラの一部のような、台詞の掛け合いが面白いです。
3曲目「ジェラシー」は、
ちょっとブルージーでハードな不思議な魅力のある曲です。
サビのメロディはとてもキャッチーで覚えやすいです。
4曲目の「永遠の愛」は、
ピアノの弾き語りで始まる美しいバラード曲です。
繊細な歌声と中間部のアカペラコーラスが素敵です。
とても心和む曲です。
5曲目の「束の間の太陽」は、
アルバム中最もハードかつスリリングな曲です。
フュージョンっぽいギターやキーボードのソロが楽しめます。
6曲目の「ヒロシマ」は、
その名の通り広島と長崎に投下された原爆をテーマにした曲のようです。
日本的な雰囲気を意識してか、何処と無くオリエンタルな感じが漂ってます。
「広島と長崎の悲劇を永久に忘れてはならない!!」
といった強烈なメッセージが伝わってきます。
ラストの「シングリング・アンド・ザ・グラス・ギター」は、
おどけた語りで始まる18分にも及ぶ壮大な組曲です。
トッドらしいとても親しみやすいポップなメロディが随所で光っています。
ドラムソロから始まる各楽器のソロ演奏もあり、
非常にテクニカルで聴き所のひとつとなっています。
ワタシ的には、ベースソロの所が一番好きです。
このアルバムの感想を一言で言うと、
期待通りのアルバム全体としてのコンセプトを持った大作でした。
トッドと他のメンバーの才能とテクニック溢れる力作だと思いました。
オープニングとエンディングは特に素晴らしかった。。。