2000年発売の西城秀樹のボックス・セットに収録されたレア・トラック。
収録曲
「LORA/傷だらけのローラ」(フランス語ヴァージョン)
74年、東京音楽祭で西城秀樹の「傷だらけのローラ」を聴き、カナダのプロデューサーが気に入ってフランスとカナダで発売された。
カナダでは何とヒット・チャートの第2位に。
「炎」
作詞:阿久 悠 作曲:大野克夫
元々「炎」には2ヴァージョン用意されていて、当初はこちらがシングル予定だった。
ディスコ調で感じは悪くないが、世に出た「炎」に比べると落ちる。
「お前にHEART BEAT」
作詞・作曲:都志見 隆
矢沢タイプのシングルをとリリースされる予定だったもの。たいして印象は残らない。
「裏切り者の旅」
作詞:阿木燿子 作曲:宇崎竜童
これは西城が好きな宇崎竜童のナンバーだそうで、さすがにピッタリ。
当初は「抱きしめてジルバ」とのカップリングの予定だった。
「現実〈リアル〉」
作詞:松本一起 作曲:高見沢俊彦
NHKの連続ドラマのテーマに「約束の旅~帰港」が決まったため、シングル化が流れてしまった曲。
高見沢らしい壮快なナンバー
「How Can You Say That It’s Over」(日本語ヴァージョン)
「New York Girl」のカップリングとして、ジョージ・デュークのプロデュースで日本語と英語ヴァージョンで録音されたが「New York Girl」の英語ヴァージョンがカップリングとなったためにお蔵入りとなった。
これはいいです。西城秀樹の楽曲の中でも指折りではないだろうか。
「moment」(北京語ヴァージョン)
YOSHIKIプロデュースでスマッシュ・ヒットした。この曲は中国では人気が高いそうだ。
以上7曲。
出色はやはり「How Can You Say That It’s Over」(日本語ヴァージョン)
シングルにならないかな。
本年もよろしくお願いします。
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