職場のMさん。
同僚であり、とても助けてもらってる人。でもADHDな人。
最近思うことは、いや以前からなんだけど、「空気読めやな~。」って言うことが多いんです。僕に対してではないんだけど、仕事上の会話をしてる時、部下というか我々が管理する立場にあるパートさん達のことで、空気読んでくれだよな~、って愚痴はよくあるし、他部署との連携で少しややこしいことになった時も空気読んでくれだよな~、こっちが上司に空気読めって怒られちゃうよ、とかもよく言います。
パートに対して、空気読めって怒ってやろうか?なんてことも会話でよく出てきます。
でもさ、僕なんかが言うのもおこがましいけど、空気を読めなんて指導法はまずないですよね?
Mさん自身も今までに上司から正式に空気を読め、なんて怒られ方したことないんじゃないかな、とは思うんですけどね。仲間同士や先輩後輩程度の会話ですよね?空気を読めなんて。
なのでその度僕はMさんにパートさんに空気読めって言ったって伝わらないですよ、上司から空気読めなんて怒られないですよ、と言ってその場は終わるんですけど、このやり取りは無くならないですね~。
ただの口癖とも違う、本当に誰かが空気が読めてないから自分が困ったことになっている、という感覚なんですね。その空気が読めてないという理由と言うか理屈と言うか背景と言うかまでは探れないんですね。
僕はMさんの悪口を言いたいわけじゃなくて、これがADHD特性の思い込みの激しさの一つかな、とは思っています。
根っこにあるのがコンプレックス。自分は劣っているなんて思いたくない、思われたくない、だから逆に時に深く考えず上から目線で人にダメ出しをすることでバランスを取っているのかなとは思う。
その僕はMさんにフォローしてもらってこそ今の職場にいれるので、Mさんにあーだこーだ言いたくはないんですけど、実際言わないですけど、トラブルを思い込みでおおごとにとらえてしまう傾向がもったいないな~、と思って。
あのコミュニケーションスキルがあれば、そんな自分を必要以上に大きくすごく見せようとしなくても十分すごいのにと思うんですよねー。
ASDの僕が言うのもなんなんですけど、って話なんですけどね。