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様々なジャンルで一番好きな映画はあるから、ほんとの一番は決められないけど。
最初キラキラした青春映画のタイトルが思い浮かんだけど、まず僕のブログにふさわしい陰惨な笑い泣き青春映画に変えました。
後でまたキラキラした青春映画も紹介したいので書きたいとは思いますが。

まず、初めて洋画で暗~い青春映画を観て衝撃を受けた
「真夜中のカーボーイ」
初公開年は1970年くらいなので、リアルタイムでは見てませんよウインク
東京で予備校通いをしていた頃、自由が丘の映画館でリバイバル上映をしていたので、勉強そっちのけで観てしまった映画の一つです。

内容は、都会(ニューヨーク?)でどぶねずみのように底辺で生活しているのであだ名も(ラッツォ)と呼ばれ、まともな衣食住生活をしていないので体も蝕まれている男。
片やど田舎生活から都会に憧れ、アホみたいに勢いだけで田舎を捨て都会に来てしまい、都会の現実の厳しさに返り討ちにあい、結果底辺生活を余儀なくされる男。
この二人が運命的、必然的に出会うところから本格的に話が進んでいきます。
底辺に迷い込んで来てしまった田舎者にラッツォは都会の底辺の生き方を伝授しながら、でもすれてなく自分のことも本気でバカにしない対等に話せるこの新参者に友情を感じていきます。
田舎者も、都会が幻想だったと知り夢も希望も失い、生活するためにラッツォを頼るしかなく、またラッツォの気の良さも分かるので、コンビとして生きていき、またコンビとしてこの生活から脱出したいと思っていきます。
ところが、都会の闇は想像以上に深く、2人を飲み込んでいき…

ていうような話だったと思います。
完全に記憶だよりに書いたので、細かく違っていたら申し訳ないのですが

まぁ最初に観た時は衝撃を受けましてね。しばらくの間頭から離れず引きずってしまいました。
底辺の人間って誰も救ってくれないんだ、とあれは映画でアメリカなのに、なんか自分に置き換えちゃったというか、感化されちゃいました。

名作です。