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また以前を振り返りますが、自分の30代は変革の時代でした。
まぁ良い方へですね。
１つは長く続けられる仕事に就けたこと。もう１つは30少し前からですが、彼女ができたこと。
仕事はそれまで何やっても長く続けることができず、その時も無職の圧力が重くて、以前続かなかった職種にまたトライすることになり(他に出来そうな仕事はなかった)、ダメ元で入ってみたら結果15年程も続けられる仕事となりました。まあブルーワーカー系ですが。
その会社も最初はキツかった。仕事内容というより人間関係ですよね、皆さんお分かりになると思いますが。
同世代は少なく、少し年下のちょっとヤンチャ系？が幅をきかしている。そんな風に見えて萎縮してました。長く続けられるとは思えなかった。少し時が経って新しく入った社員もさらに若いヤンチャ系達。コミュ障な自分は居場所無くなるなーと感じていたんですが、なぜかその若い子達が僕に良い意味で興味を持ってくれて、なついてくれ、なんか仲良くなったんですね。おかげで人間関係そんなに気にするとこなく続けることができました。感謝です。
一度会社に居場所を作れたらなんか波に乗ってしまい、まるで一般人のように過ごす事ができていました。まあ過度のプレッシャーを感じる場面は多々ありましたが、死にたくなるほどではない。
親元も出て、好きなように遊び、なんか調子こいてる時期でしたね～。
彼女ができたのは数少ない友人のおかげでした。奇跡的でしたが、彼女ができたおかげで自負心が持てて、20代の暗黒から抜け出せていましたね～。感謝です。
その彼女とも紆余曲折ありながら、生活を共にする事になるとは、奇跡でしたね。
結婚なぞ、死ぬまで縁がないのは当然のように思っていましたし。
子供まで授かるとは奇跡中の奇跡。
いやHSP、SAD、コミュ障、対人恐怖症な自分が子供など育てられるはずないと思っていたのですが、なんとかなるもんでした。自分の人生の意味を獲得できました。
しかし、調子こいてた自分に罰がくだります。
調子こきすぎて、会社に不満を持ち、もっと上を見てしまい、転職してしまうのです… 一般人のつもりでいたのでしょうかね～？ 一応頑張って独学勉強して資格取ったりとちょっと努力はしていたのですが。
結婚して数年、15年勤めた会社を辞め転職しました。
今にして思えば前の会社も自分は中堅の立場になり、下を育てる立場にもなり、責任も増していき、そこに自信が持てなくなって逃げたくなった、という理由もあったと思います。
しかし転職先の仕事は、もっと責任がかかる、人をまとめる、コミュニケーション重要な仕事でした。
もろ無理じゃん… なぜ入る前に気付かなかったかな～？ 転職への気持ちが高ぶっていろいろ見えてなかった、ってことですね～。
独り者なら、間違えた！辞めてまた探そうとなるところですが、今は養う立場、そうもいかない、でも自分にできる仕事じゃない、四面楚歌でしたね～。死んで逃げようか？と久々に思いました。
でも同僚がものすごく良い人で、僕の特性を見抜いた上で、カバーしてくれて、仲良くもしてくれて、ほんと助かりました。なんとか続けることができました。
ただおんぶに抱っこという仕事ぶりです。同僚がいない時など恐くて仕方がない。仕事において僕の存在価値など全く無いのが事実です。
改めて自分の特性を実感し、うつ気味になり、ネットで情報を集め、20代以来約20年ぶり、心の治療に取り組もうと思い、心療内科に行きました。
それから約３年半、う～ん、特に変わってないかな～…？
いや初めて社交不安障害という診断名がついた時はホッとしましたけどね。これやっぱり病気というか障害だったんでしょ～、って。自分の努力不足だけの原因じゃないよね、って。
それからは月イチで医者行って4～5分先生と話をして薬もらっての繰り返しですね。
まあ開き直れて以前より気持ちは楽になっているかもしれません。
仕事で役にたってないのは変わりませんが…