さて、すっかり更新止まってます。だって忙しい…じゃなくてオフレコ過ぎて書けないこと多すぎなだけです。
とはいえDシリーズやリャマさんとのコラボなどのおかげで一つの疑問点にたどり着いたのが今回の話。
「ローエッジは本当に偉いのか」
今回は画像無いので気になる機種はググってください。
自分が復帰する前も含め知っている範囲でブレイクスルーになってそうなものを考えると
まずは「バインド」
次が「金リム」 (バインドが後?)
それで
「フルメタル」
が続くと思ったんですけど、多分フルメタルがすごいというよりも、
YYFの07-888やYYRのスターダストなどフルメタルに合わせてエッジが極端に下がった
「ローエッジ」
が合わせて登場した結果
「フルメタル」が良いものといったイメージに繋がっていったのかなと思います。
なにより国内外ほぼ同時期にローエッジ機種が出始めたのも面白いところです。
(正直、フルメタルのメリットって小ロット生産しやすいだけだしそもそも金リムもバイメタルも…)
では本題のローエッジへ。
最近の機種はほぼ間違いなくローエッジなのでローエッジのメリットなんて分からないなんて方もいそうですがまずこれです。
ストリングスが当たりにくい、当たっても減速しにくい⇒スリープロスが少ない
金リムじゃなくても十分回るようになるし、傾きにくい。
外周に重量が乗せにくいとは言いますが損失が少ない方がありがたいといった結果でしょう。
ところがバイメタルが出たころからちょっと話が変わってきます。
バイメタル(金リム)=慣性モーメント増加⇒めっちゃ回る、傾きにくい⇒操作性は落ちる
それとリジェクション系のトリックが出てきたこともあるのかもしれませんが
エッジが低すぎると扱いずらい面が出てきたり出てこなかったりという話になってきたように思います。
個人的にはDベアで限界までエッジ下げるとここが問題になった経験が。
そう思うとバイメタル機種やDベアでは多少エッジが高く見える機種が出てくるようになり
それらが好評だったりします。(YYRドラウプニル、フラグメント、YYFエッジなど)
まとめていくとエッジの位置や形状はスリープロスに直結するのでローエッジが基本になります。
ところがエッジは傾きのコントロールやリジェクションやストリングスを飛ばすトリックにも関係することから操作性とスリープ力のバランスが求められます。スリープ力はバイメタルや設計ノウハウの蓄積でカバーできる分だけ、操作性に対する要求が増えてきているのが現状ではないかと思います。
そんなわけでローエッジもただ下げれば良い訳じゃないのでいつも悩むところです。