八田與一さんの烏頭山水庫を見たあと台南駅に戻り向かったのは飛虎将軍廟(ひこしょうぐんびょう:住所:台南市安南区同安路127号)へ。
台南駅前は、台南の各所に行く起点になっています。
「海東國小」行き3番若しくは「鹿耳門天后宮」行き 10番(共に台南火車北駅です)のバスで「同安路口」で下車します。
この両方のバスは、観光名所の「赤崁樓」にも停まりますのでそちらから乗車するのもありかと思います。
3番のバス路線図を貼り付けますがかなり沢山のバス停に留まるので乗り時に「同安路口」で降りたいですと伝えるか
もしくは2つ川を越えてから4個目になるのでそれを憶えておくかですね、念のため前のバス停が「海尾前」と気をつけておくか、がいいのではないでしょうかね!
3番バスの終点から数えた方が早いみたいですね大台南公車の地図からいただきました。
バスの料金18圓ですけどお釣りが出ないので悠悠カードを使うのが便利だと思います。
「同安路口」で降りたら進行方向に進み信号があるので、それを右に曲がり凡そ300メートルほど進んだら左手に廟が見えてきます。途中学習塾が2つほどありましたね
日本と同じようにどの学校に何人入学したとか書いていました。
「台灣で神として祀られている日本人」の一人が、この廟の祭神 杉浦茂峰飛曹長 戦死後少尉 享年21歳。
廟の正面日章旗と中華民国の国旗が並んでいます。
大東亜戦争末期、かって多くの名パイロットを輩出した台南航空隊に所属していた杉浦飛曹長は、アメリカ軍を迎撃するも圧倒的な数の敵にかなわず愛機が被弾炎上、パラシュートで脱出しようと辺りを見ると住宅地であることからこれを避け農地の上で脱出、しかし、これを見たアメリカ軍のグラマンにより落下傘ごと機銃掃射され戦死されました。
戦後、夢で何人も白い海軍の服装を着た人の夢をも見た人がこの地域におられ、時代は日本排斥運動中の国民党政権下の1971年に飛曹長の小さな祠4坪程のものが建てられ、それから地元の方の信仰の対象となり拝んだ人達の御利益の為か現在のような大きな廟に(1993年)なったそうです。
4体並んでいますが皆 杉浦さんだそうです。こちらが御本体になるそうです。