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こんにちは。


十三夜も過ぎて、晩秋という気配を感じる今日この頃であります。



『石岡タロー』とは何ぞや?

ですが、映画のタイトルです。



昔々、松竹が『ハチ公物語』という映画を公開しました。

渋谷駅で毎日ご主人をお迎えした忠犬ハチ公のお話です。余談ですが、ハロウィン🎃で人が集まり過ぎるのを回避するために、渋谷駅のハチ公像を見えないように囲ったそうです。

渋谷は人が多いです。

ハチ公像のところで待ち合わせする人も多いです。

人が多すぎて、ハチ公像がどこにあるのか分からなかったりもします。



実は、石岡駅にもタローという犬の像があります。


石岡駅は、JR常磐線の駅ですが、かつては、鹿島鉄道が乗り入れしていました。

私は、鹿島鉄道ではなく、関東鉄道鉾田線とず〜と思い込んでいました。

いつか一度は乗ってみたいなぁ、とぼんやり考えていたのでした。

しかし、既に16年も前に廃線となり、線路も撤去されていました。


その鉾田線というのか、鹿島鉄道線というのか、それに乗って玉造町から石岡駅まで一人で通った幼稚園児の少女がいたのだそうです。


少女が自宅から玉造町の駅で気動車(電車ではないので)に乗るところまでと、幼稚園からの帰りの二往復を、愛犬コロは送迎していました。


少女は、石岡駅近くの幼稚園に通園していたのです。


少女の卒園式も近い時期になったある日のこと、コロは石岡駅まで間違ってついて来てしまい、さらに駅で飼い主の少女とはぐれてしまいました。


少女は、幼稚園を卒園すると、石岡駅を利用することもなくなり、探したけれど、コロを見つけることはできませんでした。


その後、迷い犬となったコロは、石岡駅の近くにある小学校で飼われるようになりました。


とても賢い犬で、毎日、朝と夕方に2キロ離れた石岡駅に通い、駅舎でじっと誰かを探すべく佇んでいたのだそうです。

 

新しい飼い主の小学校の用務員さん親子は、犬をタローと名付けて可愛いがりました。


小学校でも、小学校から駅までの途中の街中の人達も、タローと遊んだり、エサをやったりしたのだそうです。


タローが誰を待っていたのかは分からないけれど、タローは死ぬ前日まで17年間石岡駅に通ったのだそうです。






現在は、茨城県内4ヶ所の映画館で公開されています。

千葉県と静岡県での上映も決まったそうです。


インディーズ映画ということで、映画がクランクアップした後も、配給上映のためのクラウドファンドを行って、10月20日に公開となりました。


見終わって、じわじわと感動が押し寄せてきて、涙が止まらなくなる良作であります。


既に、海外のインディーズ映画祭では、いくつか受賞しているそうです。

日本国内でも、全国公開になって、多くの方に見てもらえたらいいなぁ、と思います。



映画 石岡タロー 公式サイト