東日本大震災から10年。
福島県の特に被災地として傷痕を色濃く残しているところに旅したからか、、、
最近、いろいろ考えることが多いです。
3月25日に、東京オリンピックの聖火ランナーが、福島県のJヴィレッジを出発しました。
常磐線に乗った時に、Jヴィレッジ駅も通りました。印象としては、谷あいの何もない駅という感じでした。ナショナルトレーニングセンターJヴィレッジは、東日本大震災の後は、震災復興のための前線として、活用されました。
ところで、常磐線のJヴィレッジ駅も双葉駅も、無人駅です。
原発から30キロ圏内に90万人超の住民がいる東海第二原発。先日、再稼動差止めの判決が出ました。すぐ控訴されていますので、最終の判決が出るのは、遥かな先の事でしょう。
東海村に行くと、原発再稼動反対の看板をあちこちで見かけます。
東海村には、虚空蔵尊があります。
創建は平安時代とされています。
近くには、海岸があり、長い砂浜があります。太平洋の外海のため、波が荒く、海水浴はできませんが、風光明媚のため、徳川斉昭は水戸八景に選び、村松晴嵐の碑が残っています。
現在、その地から見えるのは、原発の施設だけです。
茨城県は、平成の大合併で、自治体の数が半分くらいに減りました。しかし、合併されずに残ったところもあります。
茨城県内に村は、2つしかありません。
東海村と美浦村です。
美浦村には、トレセンがあります。競馬🏇の馬の調教をするトレーニングセンターです。
東海村には、原子力関連施設が12あるそうです。原発によりもたらされた多額の補助金や税金により、高度経済成長に取り残された過疎の村には、立派なハコモノがたくさん作られ、立派な道路もたくさん作られました。
どんどん変容していく村の姿。
危険と隣り合わせとなるとは、思ってもいなかったことでしょう。
最近、よく思うのです。
人間以外の生物は、生きていくために、他の生物を食べる。植物かもしれませんが。
それは、加熱したり、調理されたりすることは無いです。人間に飼われているペットや家畜ではない野生の動物は、生のまま食べます。毎日が、食うか食われるかの極限状況。
野生動物には税金も社会保障も介護も関係無い。電気も必要無い。人間だけが、そういう複雑なことを作り出し、悩むのです。
もしかしたら、滑稽なことかもしれない、、、
風景を美しいと感じるのは、人間だけかもしれない。そして、それを破壊するのも人間だけかもしれない。
そんなことをあれこれ考えるのでした。
村松晴嵐の碑


