建国記念の日、穏やかに晴れて、行楽日和でした。
表題は、吉田潮さんの著書です。
本の帯には「私は親孝行のために自宅介護はしません」と書かれています。
ネットに書かれている内容に興味を持ち、書店で買い求めました。
父:まあちゃん
母:ネーヤ
姉:地獄
というニックネームで、ご家族のことを書いています。
新聞社に勤めたお父さんが、退職後、徐々に認知症が進んで行き、お母さんが自宅介護するのは限界となり、特別養護老人ホームへ入所。そして、入所後の生活を抱腹絶倒に語っています。
親の介護をしないとダメですか?と書きながら、頻繁に実家に帰ったり、特老に見舞ったりする著者。私の基準では、立派に親の介護をしているように思えます。
読んでいて、いろいろと参考になりました。自宅で24時間の介護こそしていないかもしれませんが、実によく面倒を見ているのではないかと思います。
大変な中にも、いや、大変だからこそ、ユーモラスな文面に救われます。
老親が、短期記銘力が衰え、何回も同じことを聞いたり話す、と怒るのではなく、笑いに変えていく。そういうしたたかさが大事なのかなぁ、と感じました。
本日は、仕事が休みだったので、実家に電話してみました。
先週、成田山新勝寺に行ったことや、新型コロナウィルスに気をつけてね、などとりとめもない話題を20分くらい話し、お互い元気であることを確認して、電話を切りました。
認知症が少しずつ進行している母親。どうか元気に暮らしていけますように😊