2018年もカウントダウンになりつつあります。
「冷蔵庫には水しか無い」という歌が気になっております。
J-WAVE開局30周年記念ソングで、平井堅さんが歌っています。
平成最後の年末ですが、冷蔵庫には水しか無い、なんか寒々しそうな歌詞です。
バブルで幕開けした平成の終わりは、冷蔵庫に水しか無いのでしょうか？
日本は、雨がたくさん降って、海に囲まれ、川が流れて、水がたくさんある国です。湯水の如くに浪費する、なんて例えもあります。
しかし、世界的に見ると、こんなに安全で安い衛生的な水が豊富に入手できる国は、極めて珍しいのです。
私が子供の頃に、フランスに住んでいました。日本は、今とは比べものにならないくらい、まだまだ貧しかったです。
子供心に、フランスは日本の6倍も豊かな国だと思いました。
でも、フランスでは、水道水をそのままでは飲めませんでした。生水が飲めないから、代わりに食事の時にワインを飲むらしいです。
水はとても貴重なので、水を流しっぱなしで皿を洗うなんて、とんでもないのでした。皿は紙で拭いて、少量の水ですすぐ。洗濯は、バスタブに溜めた残り湯で行うのでした。
さて、高度経済成長期に整備した日本の水道管は老朽化が進み、多額の修繕維持費が必要です。某市は水道の運営権をフランスの企業に売却したそうです。
次の時代には、水がとても高価になって、水すら無い時代になるのかも⁇
というようなことには、なりませんように。
どうぞ良いお年をお迎えください😊