台風に翻弄された9月も明日で終わりですね。
最近、自動車の自動運転の映像を時々テレビで見かけます。やがてタクシー運転手は無くなる、とか、宅配便の運転手もいらないだの、トラックを無人で運転するだの、、、
なるべく人の手を借りない、自動化することこそが良いことのように聞こえます。
本当にそうなのでしょうか?
最近、某書店員さんの書かれた本を読みました。その方は、岩手県盛岡の地方書店の店長さん。この業界では有名な 書店なのだそうです。その方が、最初に入社した書店で行った仕事は、毎日返本する本を伝票に書くことだったそうです。
現在のようなバーコードシステムが無いので、スキャンして終わりにはならず、来る日も来る日も山のような伝票を書き続けて大変だったそうです。
しかし、この一見つまらない単純作業のように思える仕事から、どのような本が売れて、どのような本は返本されるのか、トレンドなど多くことを学んだそうです。
日常的な定型作業とバカにする向きがありますが、私は日常の積み重ねをすることにより、習熟し学習し、新しい発見をしたりし、そこから改善やら改良が生まれ、イノベーションができるのではないかと思います。
何でもマニュアル化、定型化、自動化することが良いことであり、効率的であると考えている経営者もいらっしゃるようですが、実は逆なのではないでしようか。
毎日、自動化、電子化しようというプロジェクトの為に、ちょっとでも定型から外れる事態が発生すると、その修復のために数時間を要し、手動でアナログの方が遥かに早くできるのに
と、心の中で叫んでいるのでした。