先月末に漫画家の水木しげるさんが亡くなられました。
水木さんと言えば、「ゲゲゲの鬼太郎」が真っ先に思い浮かびます。
自分の子供の頃に、「悪魔くん」「河童の三平」というテレビドラマもありました。水木さんの作品は、何となく恐ろしげな雰囲気があったように記憶しています。
水木さんは19歳の時に徴兵されました。南方戦線に送られ、左腕を失い、命からがら生き延びて帰国しました。
戦後も長い間苦労した後に、漫画家として有名になっていきました。
我が家に水木さんの書かれた本があります。戦争を知らない娘さんに、戦争体験を書いたものです。
極限状況の中で、毎日生きるか死ぬかの瀬戸際なのですが、どこかユーモラスな語り口調なのです。そして、決して大変大変と大上段に構えることなく、一人の若者の素朴な思いが語られています。
もう二度とこんな恐ろしいことが起きて欲しくない、という著者の思いに共感します。
水木先生のご冥福をお祈り致します。
