11月も下旬に入りました。
まもなく師走です。
総選挙です。
3%の経済成長とか、デフレ脱却、
などの政策が掲げられています。
しかし、これ以上の経済成長ってありうるのだろうか?
と疑問です。
私の母は、いつも私に向かって、
理想の子育てをした、と自慢げに話します。
どう理想的なのかというと、
育児書を読んでその通りに実行したのだそうです。
ミルクを飲む前と飲んだ後で体重を量り、
毎日グラフをつけました。
順調に右肩上がりだったグラフが、
ある時から横這いになってしまいました。
母はびっくりして医者に相談しました。
医者は笑いながら、
そんなに永遠にグラフが右肩上がりになったら、
みんな相撲取りになってしまいますよ、
と言ったそうです。
人間の身長、体重は、
ある程度までいくと成長が止まります。
もっとも食べ過ぎて、体重増加が止まらない方もいるかもしれませんが。
経済成長も同じで、
永遠に右肩上がりにはならないと思います。
日本は世界的に見て、物価が高く、賃金水準も高いです。
誰も車を持っていない、
固定電話もない、
テレビ、洗濯機もない、
そういう時代には、
作ればなんでも売れました。
今はモノがあふれています。
特に購買力のある富裕層は、欲しいものは既に持っています。
大多数を占める中流以下の層は、買いたくてもお金がないので、
何も買えません。
高度経済成長期の夢からいまだ覚めないように思います。
永遠に右肩上がりの経済成長なんて、ありえないのです。
同じように、永遠に右肩上がりの人口増加もありえないのです。
夢から覚めて、
右肩下がりの経済や人口減少という現実を受け入れ、
それに見合う政策を考えるべきでしょう。