公認会計士の修了考査合格率について | あすくまblog

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先日4月5日に公認会計士の修了考査の合格発表がありました。

 

願書提出者2,146名、受験者数1,958名、合格者数1,495名であり、受験者数に対する合格者数の割合(合格率)は76.4%と非常に高い割合でした。

 

数年前、私が受験した年度の合格率は50%を切り、話題になりました。

 

ちょっと気になっていたので、修了考査の合格率と公認会計士試験の合格率を比較してみました。

 

年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
修了考査合格率 70.8% 71.8% 69.6% 69.3% 56.1% 48.8% 49.5% 64.6% 69.6% 76.4%
公認会計士試験合格率(3年前) 6.5% 7.5% 8.9% 10.1% 10.3% 10.8% 11.2% 11.1% 10.7% 10.1%

 

2020年の11月の合格発表で合格した受験生が3年後の2023年12月(2023年度)に修了考査を受験することが一般的ですので、公認会計士試験の合格率は3年前のもので比較しています。

 

公認会計士試験は10%前後のかなり低い合格率でほぼ横ばいですが、修了考査の合格率は2018年度から2020年度の3年間、50%前後まで下がっています。

あまり相関関係はなさそうです。

 

絶対評価の試験と言われながら、合格者数を調整したのではないかなど色々言われていますが、この合格率が低い3年間に落ちてしまった受験生も今では合格していれば良いなと思います。

 

 

以上